TD FIVE BORO BIKE TOUR 2026
PHOTO ALBUM ―30,000 riders. 30,000 reasons. ―

世界各国から32,000名ものライダーが集う北米最大のファンライドイベント「TD FIVE BORO BIKE TOUR(以下、BNY/ Bike New York)」に今年も参加して参りました。舞台は世界有数のメトロポリタンであり、アメリカンドリームとリアリティが同居するゴッサムシティ、ニューヨーク。マンハッタンから伸びる5つの区のメインロードを貸切る大胆で贅沢なファンライドイベントに、ライダーの皆さんはどのような理由で参加を決めたのでしょうか?
BNY のキャッチフレーズ「30,000 riders. 30,000 reasons.」を胸に、参加ライダーを中心としたフォトアルバムをお届けします。
それぞれの理由、それぞれのスタイル。自由なメトロポリタンライダーがここに。

*次回は「TD FIVE BORO BIKE TOUR(以下、BNY/ Bike New York)徹底解説」をお届けします。お楽しみに!

Text_Mayumi Kamura

目次

1. パケットピックアップ会場にて
2. TD FIVE BORO BIKE TOUR当日にて

1. パケットピックアップ会場にて

TD FIVE BORO BIKE TOURはイベント前の3日間にわたりパケットピックアップ会場が開かれる。木、金の平日2日間は仕事帰りや近隣住民、リタイアした地元民たちが足を運び、週末の土曜は平日勤務と思われるライダーが駆けつけた。

平日午後、パケットピックアップ後に談笑するライドメイドのみなさん。BNYオフィシャルグッズショップでの買い物も済ませ、準備万端の余裕が滲む
ゴール地点のスタテンアイランド島に在住するLouさん。E-Bikeで参加。普段から自転車に乗っているが40マイルのBNY参加は自分への「チャレンジ」だそう。ナイスライドを!
会場前に停車中のシンプルで乗り心地の良さそうなロードバイク。ザ・ニューヨーカーなライダーを想像する
Moarlowさんは自転車好きな車の整備士。BNYへの参加はマウンテンバイク、地元で乗る愛車は自分でカスタムしたBianchiの小径車だそう。ハブダイナモはシマノ、チェーンはイズミなど日本メーカーも愛用中
ツーリングor長旅も? 人と荷物が存分に積載できそうなE-Bike
ハドソン川を電車で4時間ほど北上した街からやってきたTylerさんはガールフレンドと参加。フレームやペダルへのさりげない配色がグッドセンス!
パケットピックアップ後、Global Rideのブースへ遊びに来てくれたライダーのみなさん。イベント前からナイススマイル。右下の方はキッチュなアームカバーのコーディネートがSo cool!
Coolと言えば「Black Girls Do Bike NYC」のみなさん。アメリカを中心に展開している女性サイクリストのコミュニティ/非営利団体で、特に黒人女性や有色人種の女性が安心してサイクリングを始められる環境づくりを目的に活動している
Virginia州より車でキャンプがてらマンハッタンへ向かってきたというユルくていい感じのオーラを放っていたLeon, Gian, Brian, Joe, そしてSharaさん。普段は共にビールを飲みバイクパッキングで旅をする仲間だそう。アメリカの自由なライドカルチャーを見た!

2. TD FIVE BORO BIKE TOUR当日にて

VIPエリアにて真剣に朝食を選ぶライダー/スタート地点に構えるパブリックアート(Anish Kapoor作*)前でセルフィーを撮る編集M
*NYCのパブリックアートガイドはこちらをご参考ください
BNY 2026のVIPライダー専用オフィシャルジャージーは2種から選べた。右はSkyline(スカイライン)、左はGotham Lights(ゴッサムライツ)。仲間と揃えるって、いいですね!
Achilles Internationl」は障害のある人々がスポーツに参加できる環境をつくるニューヨーク発の国際的な非営利団体。視覚障がい者などが乗るタンデムバイク(二人乗りバイク)などのガイドを行う。東京国際マラソン2026でもガイドを務めていた。最初にスタートするのは彼ら、彼女たちから
多様な人種、文化を有するニューヨークと自転車はローカルコミュニティづくりへつながりやすいと言われる。BNYでもさまざまなクラブ、非営利団体などがユニフォームをデザインして走っていた。左上は視覚障がい者や弱視者の支援団体「Lighthouse Guild」ユニフォーム、右上はドラベ症候群(難治性てんかん症の一種)のための財団Tシャツ
蛍光イエロー着用者が目につくBNY。それぞれの着こなしがいい
スタート最前列、白と赤のヘルメットは自転車走行を推進するマムダニ市長。在任中のニューヨーク市長が本イベントに参加するのは初とのことで、多くのメディアが殺到していた。市長の二人隣で前を見つめるのはBIKE NEW YORKのケネス・J・ポジバCEO
19世紀後半に使われた前輪が大きな自転車「Penny-farthing(ペニー・ファージング)」に乗るRobertさん。スタート後にライダーがぶつかり転倒したが、転び方も慣れている様子
E-Bikeの参加者も多い。レースではなくファンライドです
フリーパレスチナを叫び沿道で旗を降る人へ、ライダーが逆に声援を送っていた
チアリーディングの応援を受け、アメリカを感じる一コマ。その後、セントラルパーク内の芝生でもリフトつきのパフォーマンスが展開されていた
BNYは必ず音楽があるファンライド。第一エイドステーションから大盛り上がり
遠くにQueens Boro Bridgeを眺めながらペダルを漕ぐ。普段着で疾走しているけれど、ここはハイウェイ。今日だけの特別な眺めを堪能したい…けれど微妙に上り坂で必死なライダーも多い
Looks like you’re a Mets fan… rather than a Yankees fan!
左/自分のレンタルバイク店の宣伝…ではなく、「Deebo’s Bike Rentals(ディーボの自転車レンタル)」は1995年のカルト的人気映画『Friday』に登場するキャラクター、ディーボ(Deebo)に基づいた架空の店名。映画の名セリフ「That’s my bike, punk!(それは俺のチャリだ、ボケ!)」をプリントしたグッズが有名とのこと。買えばよかった! 右/エレガントなマダムがピックアップしたのはフルーツ味のプロテイン。エイドステーションのメニューも充実している
国旗を掲げて疾走するライダー。それぞれの主張や意思を表現し走る姿に胸が打たれると同時に、平和を感じる環境でこその参加を想う
明るいボランティアは世界中どこにいても救い
ターバンの中にヘルメットをかぶる(?)ライダーたち。ライダーコードは国境や宗教を超える
メカニックメンテナンスも充実しているBNY
コース最後、第4エイドステーションにて迷い?嬉しさ?の笑みを浮かべるライダー。左指にはめているのはVISAカードリング
左と中/別記事で紹介予定のパブで出会ったライダーたち。「クレイジーじゃないライドイベントだから参加した」「友人にいいよ、って誘われて」初〜2回目の参加。 右/追い抜きざまに声をかけられ、振り返ると数日前に取材で出会った彼。編集Mのピンク・フロイドジャージー(Primal製)でわかったもよう
街の景色を楽しみながら64kmを完走したライダーたち。この流れに乗って全員が2026年限定デザインのメダルを受け取る
ライダーのみならず、ボランティアやスタッフからも民族性、宗教性の多様さを感じるBNY。あなたに手渡されて嬉しかった!
スタテンアイランドから無料の大型船に乗り、マンハッタンへ戻る。船中はライダーと日常生活の一部で使用する人、観光客が混ざりあり、さまざまなニューヨークに想いを馳せる
家&ホテルに戻るまでがファンライド。公共交通機関はそのまま載せられるのでライダーにとっても便利。メダルが目立ってますね!ナイスライドでした🚲

Profile

Mayumi Kamura
Global Ride編集者。得意分野はデザイン、アート、ファッションなどの視覚表現系。コロナ禍をきっかけに心身の健康に意識が向き、テニスをスタートしコンテンポラリーダンスのレッスンを再開した。Honolulu Century Ride 2023に参加後、ライド時のマインドフルネス感にすっかりハマり、自転車ファンとなる。