BIKE NEW YORK ( Five Boro Bike Tour )

USA / New York | 2025.5.4 Sun

BIKE NEW YORK

3万人近いライダーが参加する北米最大級のファンライドイベント。 ニューヨーク・マンハッタンをスタートし、6番街からセントラルパークを通り、ブロンクス、クィーンズ、ブルックリンを巡り、 フェスティバル会場のスタティンアイランドへ。約40マイル(64km)のコースは、 アップダウンも少なくエイドステーションも充実。 街乗り感覚で爽やかな5月のニューヨークを駆け抜けることのできる、初心者でも大満足できるイベントです。
  • 距離

    64km

  • 推奨レベル

    初級者〜上級者

  • タイプ

    クロスバイク/ロードバイク

TRIP&TRAVEL
ブルックリンの人気サイクリングコース、プロスペクトパーク

ブルックリンのプロスペクトパーク(Prospect Park)は、1867年にオープンした広さ585エーカーの公園だ。セントラルパークを設計した2人組のランドスケープアーキテクト、フレデリック・ロー・オルムステッド(Frederick Law Olmsted)とカルヴァート・ヴォー(Calvert Vaux)が設計したこの公園は、ニューヨークのサイクリストたちにとって人気のサイクリングコースの1つになっている。紅葉の今は特に美しい景観を楽しめる。 マンハッタンから自転車で行く場合は、ブルックリン橋を渡っていく。この橋は歩いて渡れることでも大人気!歩行者専用通路と車専用道路の間に自転車専用通路が設けられている。 ブルックリン橋を渡り終えたら、プロスペクトパークの入り口であるグランドアーミープラザまで20分。ボーラムプレイス(Boerum Place)を南下し、ディーンストリートを左に曲がる。1つめの角、スミスストリート界隈はこじゃれたブティックやレストラン、ベーカリーなどが立ち並ぶ。ブルーコーヒーもこの角のすぐそばにある。この角から南に2ブロック南下したところには、地下鉄のFとGが通るバーゲンストリート(Bergen Street)駅がある。 ディーンストリートをさらに東に行くと、シティーバイクの駐輪場がある。電動バイクでパワーを感じましょうのメッセージにおばあさんのイラストを添えてあるのが楽しい。 ディーンストリートをヴァンダービルトアベニュー(Vanderbilt Avenue)まで行き、右折すると、グランドアーミープラザを象徴する凱旋門が見えてくる。このすぐ南側にプロスペク […]

#New Yorker
CULTURE
CYCLE FASHION②
ニューヨーカーはサイクリングウエアをどこで買う?

※TOP写真/FIVE BORO BIKE TOUR2024 パケットピックアップ会場にて、シックなカラーリングにセンスが光る着こなしのスタッフ ニューヨークでは、コロナで公共交通機関やタクシー、ウーバーを避ける人が増えた時、自転車はより安全という認識が広まった。当時、自転車を買う人が急に増えたため、在庫がなくて自転車が買えないという事態にすらなった。上がり続ける地下鉄・バス代に辟易して、通勤などの移動手段に自転車を使い始める人も増えている。シェアサイクルのシティバイクのステーションがマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ジャージーシティーで750ヶ所に増えたことも、自転車愛好家たちの背中を押している。 そんなニューヨークで、サイクリストたちはどこでウエアやアクセサリーを買い求めているのだろうか。 平日は自転車通勤し、週末は健康のためにサイクリングしているニューヨーク在住のジョンさんのお勧めは、2016年にソーホーにオープンしたラファだ。彼は、2005年にラファがニューヨークで初めてトランクショーをした時からのファン。確かに、ニューヨークでサイクリングウエアが最も揃っている店はラファだろう。 店内にはカフェとコミュニティーテーブル、店の奥には中庭があり、サイクリストたちのコミュニティーになっていることが感じられる。 この夏の売れ筋は、身頃部分にメッシュを使って通気性をよくした「プロチーム」のジャージー(200ドル)。メイン素材は100%リサイクルポリエステルだ。 ボトムは「プロチーム」のビブショーツ(295ドル)が、サポートが良いことで人気。女性もこれを選ぶ人が少なくない。 […]

#New York #Gear
EVENT
TVプロデューサー河瀬大作 Bike New York参戦記!
恋するニューヨーク vol.6
それは人生最高のライドだった。

誰しも憧れの場所があるだろう。 僕にとってそれはずっとニューヨークだった。アンディ・ウォーホルやルー・リードが暮らし、ジョン・レノンが凶弾に倒れ、ブレイクダンスが生まれ、数えきれない映画の舞台になった街だ。 その街で開かれるロングライドのイベントがある。FIVE BORO BIKE TOUR。通称、バイクニューヨークと呼ばれる。 マンハッタンからブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、そしてスタテンアイランドまでの64kmのコース。交通規制により車を締め出して行われる。チケットは発売と同時に瞬殺。参加者は3万人をこえるという北半球最大のライドイベントだ。憧れの街を自分の自転車で走りぬけるなんて、考えただけでもワクワクする。 2024年5月5日の本番当日。朝5時過ぎにホテルを出発。心配された雨は、降らなかったが、かなり寒い。長袖ジャージにジレ、ウインドブレイカーを羽織っていても、冷たい空気が刺すように入り込んでくる。会場に着くと、映画でよく見る蒸気がもうもうと立ち上っている。そうそう、これこれ。こうでなくっちゃ。ここはニューヨーク。その寒さすら僕の心を踊らせるのだ。 会場には、すでに多くのライダーが集まっていた。 スタートラインの近くには、VIPエリアが設置されていた。ソーセージなどのホットミールからフルーツ、そしてグラノーラまで、食べ物が豊富に用意されている。かなりの豪華さだ。ゲストライダーである僕もVIPに混じって、ベーグルとフルーツをいただいく。 朝食を終えて、スタート地点に向かうと、夥しい数のライダーが集まっている。通りのずーっと奥までヘルメットで埋め尽くされていて、胸が熱 […]

#Ride #Brompton