# Steak

TVプロデューサー・河瀬大作のライドノート
沖縄編 #01
じーっと猫が…サクサク天ぷらが100円…沖縄の小島をロードバイクでめざす旅。

目次  1. 那覇を喰らう 2. 寄り道ロードで平和を考える 3. 猫と天ぷらの島へ 1. 那覇を喰らう 急に日常から離脱したくなるときってありますよね。仕事をするのが嫌なわけじゃないんだけど、環境を変えたいっていうか。そんな時は自転車を担いで、どこかにいくのがよい。見知らぬ土地を風をきって走れば、もやもやなんてすっ飛ぶし、あなたの人生をより豊かにしてくれるだろう。 ということで、ある日、ロードバイクとともに那覇へと向かった。 2023年の12月、東京はもうコートが必要な寒さだった。しかし2時間弱のフライトで降り立った那覇の街は、Tシャツに短パンで十分だった。 那覇について、ホテルに荷物を預けると、なにはともあれ腹ごしらえ。 ここは美味いものの集積地だ。まずはおやつがわりに牧志公設市場でソーキそば。一口啜ると思わず、うまい!と声がでる。こんなに滋味あふれるそばが一杯480円。少し甘めでおだしが効いた味に、沖縄にきたことを実感する。その夜は、ジャッキーステーキハウスでテンダロインステーキ。肉が柔らかくって、ぱくぱくと食べられる。どちらのお店も、ほぼ地元の人たちで賑わっていた。沖縄、いいなぁ。サイクリングとは全く関係ないが、これも大切な旅の楽しみだ。 その日は朝から曇り空。しかもぽつぽつと雨がふってきた。午後にはやむようだが、出発が遅くなる分、ロングコースは難しいだろう。 そこで前々から気になっていた、ある場所に行こうと思い立った。 本島の南部、南城市にある小さな島。100メートルほどの橋で渡れて、猫がいっぱいいて、そこの天ぷらは絶品で、大勢の人たちが天ぷら目当てに訪れるという。那 […]

Read More