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イタリア、2026年春夏向けメンズファッションの大見本市テーマは「自転車」

イタリア・フィレンツェで開催される、メンズファッションの見本市「Pitti Imagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウオモ)」をご存知でしょうか。1972年に年2回のコレクションを携えて始まったメンズファッションの伝統あるビジネス展示会で、世界各国から1万人以上の商談者やファッショニスタが集まる場として、イタリアの風物詩ともなっています。この見本市の次回テーマが発表になりました。2026年春夏向けは「PITTI BIKES」。自転車にフォーカスされています。ゼネラルディレクターのAgostino Poletto氏によると「自転車は個人的でありながら集団的、孤独と社交を模索するなど現代の二面性を象徴している」とのこと。 「ライフスタイルと日常がより交差する中で、自転車は単なる『スポーツ対モビリティ』の枠を超えた革新的な役割を担っています。それは調和を目指す運動であり、相反するものをつなぐタンデムのような存在。サステナブルで、カスタマイズ可能、多面的で多様性に富み、新たな視点をもたらしてくれます。」_Agostino Poletto氏 出展ブランドはミラノ近郊で設立されたロードレーサー用自転車メーカーの「Colnago」やコペンハーゲンを拠点とするミニマムでテクニカルなデザインウエアの「Pas Normal studio」など、新旧問わずサイクルカルチャーとテクノロジーを追求するブランドたち。 昨年のTour de Franceはフィレンツェスタートだったこともあり、メンズファッション大国のイタリアではさらにサイクルウエアが身近になってくるのかもしれません。 Pitti I […]

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CYCLE FASHION②
ニューヨーカーはサイクリングウエアをどこで買う?

※TOP写真/FIVE BORO BIKE TOUR2024 パケットピックアップ会場にて、シックなカラーリングにセンスが光る着こなしのスタッフ ニューヨークでは、コロナで公共交通機関やタクシー、ウーバーを避ける人が増えた時、自転車はより安全という認識が広まった。当時、自転車を買う人が急に増えたため、在庫がなくて自転車が買えないという事態にすらなった。上がり続ける地下鉄・バス代に辟易して、通勤などの移動手段に自転車を使い始める人も増えている。シェアサイクルのシティバイクのステーションがマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ジャージーシティーで750ヶ所に増えたことも、自転車愛好家たちの背中を押している。 そんなニューヨークで、サイクリストたちはどこでウエアやアクセサリーを買い求めているのだろうか。 平日は自転車通勤し、週末は健康のためにサイクリングしているニューヨーク在住のジョンさんのお勧めは、2016年にソーホーにオープンしたラファだ。彼は、2005年にラファがニューヨークで初めてトランクショーをした時からのファン。確かに、ニューヨークでサイクリングウエアが最も揃っている店はラファだろう。 店内にはカフェとコミュニティーテーブル、店の奥には中庭があり、サイクリストたちのコミュニティーになっていることが感じられる。 この夏の売れ筋は、身頃部分にメッシュを使って通気性をよくした「プロチーム」のジャージー(200ドル)。メイン素材は100%リサイクルポリエステルだ。 ボトムは「プロチーム」のビブショーツ(295ドル)が、サポートが良いことで人気。女性もこれを選ぶ人が少なくない。 […]

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