EVENT - JAPAN - CYCLING SHIMANAMI

瀬戸内の美しい島々を繋ぐ9本の橋を含むコースが、世界中のライダーたちから絶賛されている日本最大級のサイクリングイベント。規制された高速道路で安全な絶景ライドを楽しめる大会としても人気がある。コース設定は40〜140kmの全8種。7,000名規模の大大会と3,500名規模の中大会が交互に開催され、愛媛県と広島県が主な共催者となっている。エイドステーションでは瀬戸内海沿岸の名物である海の幸を使った惣菜、鯛めし、ご当地B級グルメ、みかんやレモンを使用したデザートメニューなどが振る舞われ、味覚でも秋の瀬戸内海を堪能できる。すぐに申し込みが埋まる人気大会で、参加方法は抽選。

FEATURE EVENT
橋を越えてつながる世界
〜サイクリングしまなみ2024から〜

「国内で最大規模、そして日本で唯一、高速道路を走るイベントです」愛媛県・中村時広知事の挨拶のあと、スタートのクラクションが鳴った。 尾道市(広島県)に向かう今治市(愛媛県)の高速I C入口から約1750名のライダーたちがWAVEスタートを切った。同時に、尾道市の向島I Cでも同数のライダーが今治市を目指し、走り出していた。10月27日、日曜日。曇天が広がる朝8時08分。「サイクリングしまなみ 2024」の始まりの光景。 二県共催の自転車大会は、両県の自然や観光資源、ボランティア精神に支えられた日本最大のサイクリングイベントとして世界的にも有名だ。 サイクリングしまなみは二年に一度、7,000人規模の大規模大会とその半分ほどの参加者が集う中規模大会が交互に開催となる。2024年大会は後者。とはいえ、愛媛県内外はもとより海外からのライダーも走りに来る国際大会の様相は変わらない。今年は27カ国・地域から550名のライダーがエントリーし、みなさんにはお馴染みの海外ファンライドからも主要メンバーが参加した。ホノルルセンチュリーライドのエグゼクティブ・ディレクターのトラヴィス氏とFIVE BORO BIKE TOUR(BIKE NEW YORK)の主催者、ケン氏のお二人。それぞれ2回目、3回目の参加となる。 参加者は約40km~100kmの8種類のコースを選べ、それぞれが瀬戸内海に浮かぶ島々を堪能できる景色を走るルートとなっている。 そして大会翌日には「サイクリングパラダイス」を掲げる愛媛県がBIKE NEW YORK及び自転車文化の普及促進を図る(株)HM-A と覚書締結式を開催した。内 […]

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