2026年もファンライドイベントでお会いしましょう

あけましておめでとうございました。
今週明けから日常生活が戻られた方も多いのではないでしょうか。年明け、Global Rideのインスタグラムには国内をはじめオーストラリアやアメリカ、台湾やシンガポールなど海外にお住まいの方々から新年のライド動画が届き、世界各所でのフレッシュなライド年の始まりを感じていたところです。

世界といえば。
Global Rideは名の如く、今年からさらに世界各地のファンライドの楽しみを発信して参ります。
年明けの初ニュースは、編集部が注目し現地取材を行うファンライドイベントの一部をご紹介します。本サイトで参加のご案内をしているイベントもありますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

4月
🇦🇺 Tour de Brisbane 2026

開催日:2026年4月12日(日)
開催エリア:クイーンズランド州、ブリスベン市
距離:50km、80km、110km(Gran Fondo)
参加人数:約7000名
イベント情報 URL:https://tourdebrisbane.org/
申し込みページ:https://www.nxsports.org/nxevent/tourdebrisbane/
Global Ride掲載記事:https://globalride.jp/category/event/world/tour-de-brisbane/

ブリスベン市内の主要道路を封鎖して行われる都市型ファンライド。50km・80kmのコースが中心で、初心者から海外参加者まで楽しめるのが特徴。110kmはUCIグランフォンド選考も兼ねている。普段は自転車で走ることのできないGateway Bridgeの走行や郊外ののどかな農地も垣間見られるなど観光要素が強く、安全で運営評価も高い。終了後に川沿いのブリュワリーでビール片手にオージービーフのステーキを頬張るところまでがセットなファンライド。

5月
🇺🇸 TD Five Boro Bike Tour 2026

開催日:2026年5月3日(日)*毎年5月の第1日曜日
開催エリア:ニューヨーク市、マンハッタン
距離:約40マイル(約64km)
参加人数;約32000名
イベント情報(公式):https://www.bike.nyc/events/td-five-boro-bike-tour/
申し込みページ:https://globalride.jp/bikenewyork/
Global Ride掲載記事:https://globalride.jp/category/event/world/bny/

ニューヨーク市の 5つの地区(マンハッタン、ブロンクリン、クイーンズ、ザ・ブロンクス、スタテンアイランド) を車両通行止めで走るルート。高層ビルが立ち並び、映画のシーンとしても有名なあのエリアやあの橋など、道路封鎖されたマンハッタンの街を走るライドとして世界的に人気がある。圧倒的なエネルギーや時間の流れをギュッと詰め込んだような街を抜けながら、ニューヨークを走るとはこういうことか!という感動があり、シティライドの頂点といっても過言ではない。北米最大のファンライドイベント。

9月
🇺🇸ホノルル・センチュリーライド 2026

開催日:2026年9月27日(日) *毎年9月の第4日曜日
開催エリア:ハワイ州、ホノルル
距離:25/50/75/100マイル(約40/80/120/160km)
参加人数:約1200名
URL:https://hbl.org/hcr/
申し込みページ:https://globalride.jp/honolulucenturyride/
Global Ride掲載記事:https://globalride.jp/category/event/world/hcr/

40年以上続き、観光×サイクリングの完成度が高く日本からのベテラン参加者も多い。「ファンライド」のパイオニアとも言えるサイクリングイベント。オアフ島の海岸線や乾いた山岳地帯など、ハワイ特有の自然環境を体感できる。距離選択の自由度が高く、自然と一体になる走行体験を目的に世界中のサイクリストが集っている。ボランティアスタッフのホスピタリティや明るいムードがイベントの大きな要素ともなっており、エイドステーションで提供されるローカルメニューと共にライダーの楽しみとして挙げられている。イベント終了後の日本は秋の気配を感じることも含め、帰国後に「ハワイロス」を伴うライダーが続出。

10月
🇯🇵サイクリングしまなみ2026

開催日:2026年10月25日(日)
開催エリア:愛媛県今治市〜広島県尾道市
距離:約140km(フルコース)/約110km/70km/50km など
参加人数:約7000名
URL:https://cycling-shimanami.jp/
申し込みページ:https://cycling-shimanami.jp/guide-entry.html *2026年1月上旬時点

橋梁部を含む高速道路区間を走行する国内唯一のファンライド。観光色が強く走り応えも十分で長距離は経験者向けの玄人好みでもある。瀬戸内の多島美と連続する橋を走る体験は世界的にも希少。海外サイクリストからの評価も高く、日本を代表するデスティネーションライドとして注目されている。大規模大会は4年に一度、その中間年に中規模大会が開催され、それぞれ両県にスタートポイントが置かれる仕組み。エイドステーションやランチスポットではみかんやレモン、地鶏、B級グルメなど島々の特産品を取り入れたメニューが提供され、食も楽しめる贅沢なファンライドとしても人気が高い。

🚲

皆様もお気に入りのファンライドイベントがありましたらぜひお知らせください。たくさんの初めましての方、おなじみの方々と今年もお会いできることを楽しみにしています。

Text_Global Ride編集部

EVENT
噂のThe Japanese Odysseyとは?#03
僕の「The Japanese Odyssey」元年へ

目次 1 変わらず見えない全容2 「ドット」ウォッチャー 1 変わらず見えない全容 年が明け、前年のリベンジに手ぐすねを引いて待つ僕に、第2回The Japanese Odyssey (以下、TJO)は随分優しかった。 公式サイトは情報の厚みが増し、細かなルート情報まで載っていた。 出発は日本橋。/The event starts at Nihonbashi. イベントの理念や概要といったテキストの端々に、開催地である日本に対する主催者の熱意と敬意が、前年にまして込められていると感じる。 英語版サイトのみなのは、やはり広くグローバルに参加者を募っているのだろう、これは他のウルトラディスタンスレースと同様だ。 しかし前年に続き日本語サイトは見当たらない。 そもそも主催に関して日本人は介在するのか、その余地はあるのか?という疑問符も、前年に続き点滅している。 ともかくなんとか全容を掴みたい。 この年は取材敢行を心に決めた。 2 「ドット」ウォッチャー 取材の事前準備として、まずルールを確認し、次に規定されたチェックポイントの精査と、ルートの予想に取り掛かった。 TJOの特色のひとつに、チェックポイント方式がある。 公式設定されたチェックポイント地点を全て通過(クリア)しないと、最終的な完走は認められない。 この通過を確認するため、参加者全員は出走前に貸与される公式GPSデバイスを自転車に取り付けて出走しなければならない。 GPSにより出走者全員のリアルタイムな位置情報が、インターネット上の公式トラッキングサービスが提供する地図情報の上に、個人アイコンとともに反映されるのだ。 これに […]

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噂のThe Japanese Odysseyとは?#06
日本贔屓の引き倒し

目次 1 村上春樹、芭蕉2 ロマンチストたち 1 村上春樹、芭蕉 フランス人の日本贔屓といえば知られるところだが、日本と縁が無いと見えた彼ら(The Japanese Odysseyの主催者であるエマニュエルとギョーム)も、じつは日本の文化に魅了された者たちだった。特に二人の心を惹きつけたのは、欧州でも人気の高い村上春樹の小説群や、芭蕉の俳句といった日本的な叙情文学だったという。 2016年のレースのあとに、初めてインタビューした際、安易なツーリズムやエキゾチズムでは説明のつかない彼らの熱意に、驚いたものだった。文学的な情緒が異邦人の心に火を付け、見知らぬ地まで運んだとすれば、言葉のチカラは偉大と言わざるを得ない。この時点で二人は日本を訪問したことさえなかった。 故郷を走りながら日本への憧憬を育み、構想の実現に向けて動き始めたエマニュエルとギョーム。想いが爛熟した2015年の蒸し返す夏、彼らは、数こそ少ないが、企画に共鳴した仲間たちと車輪の上にいて、日本を走っていた。想いは、山をも動かす。 第一回「The Japanese Odyssey」が開催されたのだった。 2 ロマンチストたち サイクリストの多くは叙情的でロマンチストであると思う。孤独なサドルの上、流れる美しい景色に無言のまま身を委ね、おのおのなにやら饒舌な想いを抱えているものだ。 憑かれたように自転車を駆って目に見えない自由を追い、長い峠道に苦悶しながら、同時に得難い幸せを感じている。エマニュエルとギョームの例もそうだが、世界的なウルトラディスタンスレースのトレンドには、複雑な現代を生きるサイクリストたちの個々の想いが […]

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TVプロデューサー河瀬大作 Bike New York参戦記!
恋するニューヨーク vol.6
それは人生最高のライドだった。

誰しも憧れの場所があるだろう。 僕にとってそれはずっとニューヨークだった。アンディ・ウォーホルやルー・リードが暮らし、ジョン・レノンが凶弾に倒れ、ブレイクダンスが生まれ、数えきれない映画の舞台になった街だ。 その街で開かれるロングライドのイベントがある。FIVE BORO BIKE TOUR。通称、バイクニューヨークと呼ばれる。 マンハッタンからブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、そしてスタテンアイランドまでの64kmのコース。交通規制により車を締め出して行われる。チケットは発売と同時に瞬殺。参加者は3万人をこえるという北半球最大のライドイベントだ。憧れの街を自分の自転車で走りぬけるなんて、考えただけでもワクワクする。 2024年5月5日の本番当日。朝5時過ぎにホテルを出発。心配された雨は、降らなかったが、かなり寒い。長袖ジャージにジレ、ウインドブレイカーを羽織っていても、冷たい空気が刺すように入り込んでくる。会場に着くと、映画でよく見る蒸気がもうもうと立ち上っている。そうそう、これこれ。こうでなくっちゃ。ここはニューヨーク。その寒さすら僕の心を踊らせるのだ。 会場には、すでに多くのライダーが集まっていた。 スタートラインの近くには、VIPエリアが設置されていた。ソーセージなどのホットミールからフルーツ、そしてグラノーラまで、食べ物が豊富に用意されている。かなりの豪華さだ。ゲストライダーである僕もVIPに混じって、ベーグルとフルーツをいただいく。 朝食を終えて、スタート地点に向かうと、夥しい数のライダーが集まっている。通りのずーっと奥までヘルメットで埋め尽くされていて、胸が熱 […]

#Ride #New York