
#02 アメリカ人のジェレミーがライド!しまなみ海道の愛媛側三島を巡る
愛媛に行くなら、まずは「しまなみ海道」から
琵琶湖は、日本最大の湖。その雄大な湖をぐるりと巡るサイクリングは、近年とても人気のアクティビティです。
京都からもアクセス抜群で、Eバイクなら湖の西端までわずか15km、約1時間ほどで到着。気軽に旅が始められます。
京都から運河沿いをたどって琵琶湖を目指すルート、湖の歴史ある中心地・近江八幡まで足を延ばして戻ってくるショートトリップ、さらには3日かけて約200kmの湖一周ライドもおすすめ。
旅のスタイルに合わせて、自由自在に楽しめるのが琵琶湖サイクリングの魅力です。
地元サイクリストの視点から、いくつかのモデルコースをご紹介します。
日数:3〜4日間
距離:220km
獲得標高:970m
このルートは京都を出発し、琵琶湖疏水沿いの道を通って琵琶湖サイクリングロードへ。和邇(わに)まで進んだ後、比叡山を越えて、鴨川サイクリングロードを通って大原へと戻るルートです。全体的に平坦なコースとなっています。
この記事では、ルート上の見どころをいくつかピックアップしてご紹介します。
※本特集は「京都海道」とのコラボレーションでお届けしています。
1日目
琵琶湖大橋とモニュメント
旅は京都から始まり、琵琶湖のある大津へ向かいます。大津から約20km進むと、全長1.4kmの大きな橋に到着。
近くには琵琶湖の記念碑があり、多くの人が写真を撮っています。湖の対岸には建物が並び、都会的な景色が広がりますが、
道はずっと平坦なので、少し退屈に感じるかもしれません。
1日目
近江八幡
初日のメインスポットです。
近江八幡は中世に琵琶湖経済圏の中心地であり、トヨタや伊藤忠といった現代日本企業の拠点となった街です。
街は堀に囲まれており、船で物資を運ぶことができました。
現在でも多くの古い商家や飲食店が残っており、とても魅力的なエリアです。
また、安くて質の良いホテルも多くあります。
近江八幡のグルメ
近江八幡は近江牛と赤こんにゃくで有名です。
こんにゃくはジャガイモから作られるゼリー状の食品で、日本ではスープや煮物として食べられます。
赤い色をしていますが辛くはありません。さまざまなだしに浸されていて、とても深い味わいがあります。
近江八幡は日本の物流の拠点だったため、全国各地の食材を組み合わせた独自の料理が多くあります
。
2日目
彦根城
近江八幡を出発すると、平坦なサイクリングロードを24km走って彦根城に到着します。
彦根は大きな街なので迷うこともあるかもしれません。城の案内標識に注意してください。
2日目
長浜
彦根で休憩をとった後、約1時間のライドで長浜に到着します。
長浜はかつて鍛冶町として栄えた町で、古い町並みにガラス工芸やその他の工芸品が融合した、レトロな20世紀の雰囲気が漂うとても興味深い場所です。
主にサイクリングを目的とするなら、ここは通り過ぎて今津へ向かうこともできます。
湖上クルーズで行く竹生島
竹生島は琵琶湖に浮かぶ神聖な場所で、小さな集落とお寺があります。
長浜をはじめ琵琶湖の各港から遊覧船が出ています。
長浜港からの往復の船旅は片道約30分で、島での1時間半の滞在を含め約3時間の行程で、料金は一人3,500円です。
長浜のグルメ
長浜では、琵琶湖や日本海北部の海産物が人気です。
特に、千年以上の歴史を持つ古代寿司の「鮒寿司」はとても興味深い料理です。
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、長浜は中規模の都市なので、美味しいお店がたくさんあり安心です。
3日目
今津
今津は小さな古い港町で、現在ではキャンプやボートなどのレジャーが楽しめるエリアとなっています。
この地域にはホテルの選択肢があまり多くないため、今津または隣接する高島に宿泊することをおすすめします。
また、竹生島への遊覧船も今津から出ているので、長浜のD2でクラフト体験を楽しんだ後、今津からクルーズツアーに参加することもできます。
4日目
白髭神社
今津から南へ約20kmのところに、琵琶湖のパンフレットによく登場する浮かぶ鳥居があります。
小さくて美しい神社ですが、鳥居の前の道路は狭く交通量も多いため、写真を撮る際は周囲の迷惑にならないようご注意ください。
4日目
和邇川沿いを登る
白鬚神社から大津へ戻る一般的なルートは琵琶湖沿いですが、ここでは京都へ最も早く戻るルートをご紹介します。
小さな川、和邇川に沿って西へ進みます。
4日目
大原
大原は、京都と日本海を結ぶ宿場町として発展した村です。
歴史的な家屋や豊かな農産物、お土産屋などがあります。
多くのサイクリストは、京都に戻る前にここで休憩を取ります。
◆ 紹介している京都コースはこちら
・琵琶湖一周&京都サイクリング/4日間
投稿日:2025.07.04