BIKE TALK 2022 「ニューヨーク・BNY編」
ニューヨークにおける自転車事情や、世界中で開催されている数万台規模の参加型ファンライドイベントについて

Global Rideが手掛けるオンライン・トークイベント
「BIKE TALK」 ~ニューヨーク・BNY編~を開催しました。

ゲストには、世界最大のサイクリングイベント「バイクニューヨーク(Five Boro Bike Tour)」を主催するNPO団体「BIKE NEW YORK」のPresident and CEO である”KENNETH J. PODZIBA氏”をゲストにお迎えしました。

バイクニューヨークのお話しをはじめ、ニューヨークにおける自転車事情や、世界中で開催されている数万台規模の参加型ファンライドイベントについても伺いました。

トークのファシリテーターには、トライアスリートであり、ご自身も「バイクニューヨーク(Five Boro Bike Tour)」にも参加した経験のある、白戸太朗氏(スポーツナビゲーター/アスロニア代表)。ぜひ、ご覧ください。

 

BIKE TALK 2022 第3回「ニューヨーク・BNY編」
提供:Run&Ride

ニューヨーク・BNY編の映像はこちらからご覧いただけます

EVENT
「そこには間違いなく最高の経験が待っている」
BIKE NEW YORK (FIVE BORO BIKE TOUR)2025エントリー開始!
経験者によるライド回想記

text by 丸山果恋 夢のようなバイクニューヨークから一年。会う人皆から「ニューヨーク行ってたよね!」と聞かれるが、それがまだ夢のようで。。「やっぱり私、あのニューヨークを、、、自転車で走ってたよね!」と都度確認してしまう。 それくらい夢のようで、楽しくて、充実した旅だった。家族に相談はしたけど、ダメと言われても行くつもりだったから、、、(というか、ダメと言っても行くのわかっているから、行っておいで!と送り出された、、感謝ですね) 最高の経験をさせてもらったし、あの景色をまた見るため、そして新たな目標のためにまた頑張ろうって背中を押されるようなエネルギーを感じた。 今年(2025年)のエントリーが始まったバイクニューヨーク。少しでも気になったという人は、ぜひ行ってほしい。間違いなくあなたの人生を素晴らしい方向に導いてくれる経験が待っているから。 ここでは、ほんの少し私が昨年体験できたことをシェアしようと思う。 2024年5月3日、羽田発。 およそ13時間後にNYのジョン・エフ・ケネディ空港へ。 時差の関係で、到着時間は5月3日のお昼。飛行機ではワクワクしすぎて、遠足前日の子どもみたいに寝ることもできず、ひたすらソワソワ。到着後寝不足のままホテルにチェックイン。すぐに、先に到着していた日本チームと合流し、気がついたらもうセントラルパークを自転車で走っていた。 全てが心地よい。 アルベルトさんに案内いただきながら、公園内をサイクリング。道路に出ても、サイクリングロードが広く、スイスイ。その日の夕方にはエントリーをして、2日後のイベント本番に向けての準備完了。 BNY当日。3時3 […]

#New York
EVENT
TVプロデューサー河瀬大作 Bike New York参戦記!
恋するニューヨーク vol.6
それは人生最高のライドだった。

誰しも憧れの場所があるだろう。 僕にとってそれはずっとニューヨークだった。アンディ・ウォーホルやルー・リードが暮らし、ジョン・レノンが凶弾に倒れ、ブレイクダンスが生まれ、数えきれない映画の舞台になった街だ。 その街で開かれるロングライドのイベントがある。FIVE BORO BIKE TOUR。通称、バイクニューヨークと呼ばれる。 マンハッタンからブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、そしてスタテンアイランドまでの64kmのコース。交通規制により車を締め出して行われる。チケットは発売と同時に瞬殺。参加者は3万人をこえるという北半球最大のライドイベントだ。憧れの街を自分の自転車で走りぬけるなんて、考えただけでもワクワクする。 2024年5月5日の本番当日。朝5時過ぎにホテルを出発。心配された雨は、降らなかったが、かなり寒い。長袖ジャージにジレ、ウインドブレイカーを羽織っていても、冷たい空気が刺すように入り込んでくる。会場に着くと、映画でよく見る蒸気がもうもうと立ち上っている。そうそう、これこれ。こうでなくっちゃ。ここはニューヨーク。その寒さすら僕の心を踊らせるのだ。 会場には、すでに多くのライダーが集まっていた。 スタートラインの近くには、VIPエリアが設置されていた。ソーセージなどのホットミールからフルーツ、そしてグラノーラまで、食べ物が豊富に用意されている。かなりの豪華さだ。ゲストライダーである僕もVIPに混じって、ベーグルとフルーツをいただいく。 朝食を終えて、スタート地点に向かうと、夥しい数のライダーが集まっている。通りのずーっと奥までヘルメットで埋め尽くされていて、胸が熱 […]

#Ride #Brompton
EVENT
TVプロデューサー河瀬大作 Bike New York参戦記!
恋するニューヨーク vol.1
ブロンプトンにひとめぼれ。

それはひとめぼれだった。出会ってすぐに恋におちた。「次はあの子とどこに行こう」って、ふと考えてしまう自分がいる。こんな昂ぶりは、いつぶりだろう。お相手は人ではない。 ブロンプトンだ。そして今、ブロンプトンとの生活を、そして旅を心から楽しんでいる。折りたたみ自転車は、ずっと気になっていた。でもロードバイクに比べたら、小径車なんて物足りないんじゃないかって思っていた。ロードバイクのようなスピードもでないだろうし、長い距離を走るのにも向かないだろう、と。ロードバイクこそ”King of Bicycle”。そんな固定観念を持っていたのだ。 でも、ロードバイクにだって苦手はある。それは、街中を走ることだ。都心の幹線道路を走っていると、信号に頻繁にひっかかり、時にうんざりする。車輪の大きなロードバイクはストップアンドゴーを得意としていない。止まるたびにビンディングシューズを着脱するのも面倒くさい。 だからある時、街乗り用の自転車を探してはじめた。探していたのは、小径車のE-bikeだ。いくつかのショップを巡っていたのだが、なかなかこれ、というバイクには出会えない。そんなある日、棚にずらりと並んでいる自転車が飛び込んできた。 色とりどりの車体が、棚に所狭しと陳列されている。その佇まいの美しさに心が躍った。それがブロンプトンだった。 出会いの場所は、西荻窪の「和田サイクル」。ブロンプトンをはじめ小径自転車を扱うお店としては、東京屈指、いや日本屈指自転車屋だ。 店員の西久保さんが折りたたみを実演してくれた。その動きの無駄のない美しさ、素早さは芸術的ですらあった。 もちろん、試乗もした。軽く踏んだ […]

#Rinko #Ride