海と山がつながる、愛媛のサイクリングガイドブック

「しまなみ海道」から愛媛県内全域へ広がるライドコースを紹介するガイドブックをお届けします。

※クリックでガイドブックを開きます

「Ehimeはとても近い距離に海と山が詰まっている!」
「アルプ・デュエズの標高よりも高い、世界レベルのサイクリングロードだ」
とはオーストラリアから来日し、愛媛県主催のファムツアー(プレスツアー)に参加したサイクリストからの感想。

「サイクリングと言えばしまなみ海道」が思い浮かぶ愛媛県ですが、ゆめしま海道も加えた瀬戸内海周辺のルートのみならず、四国各県境に広がる山岳ルートやそこに至るまでの道のりも、実は海外サイクリストからの評判も高いスペシャルな環境でした。

2025年の秋、愛媛県主催のサイクリングファムツアーを元に作成した本ガイドブックは、自転車大国であるオーストラリアの各都市から参加したサイクリストたちのコメントや臨場感ある走行写真も掲載されています。
「しまなみ海道」から始まり、1日1本のライド、計6本のルートは小さな入江や島々を巡る海岸道から深い山間をくぐりぬける山道まで多彩さを見せ、参加したサイクリストたちからは感嘆の声があがっていました。

国内外のサイクリストの皆さんにもぜひ愛媛の土壌や固有の歴史、お遍路文化などが垣間見える素晴らしい愛媛のサイクリングルートを堪能いただけるよう、巻末にはツアーガイドの問い合わせ先も掲載されています。ゆっくり時間をかけ自転車のみで移動するもよし、サポートカーの手配も選択肢のひとつです。大阪、広島、大分からの船輪行情報も便利なガイドブックを、ぜひご参考にされてください。

*ガイドブックのサイクリングルートはHidden Japan Travel社の協力により作成しています

ルート紹介

Route1
しまなみ海道~上島町、今治市
Distance: 96.5 kmElevation Gain: 1 ,314m
瀬戸内海の島を「しまなみ海道」と「ゆめしま海道」で巡る。「来島海峡大橋」の壮大な眺めから、風情ある漁師町のとっておきのルートまで堪能する瀬戸内海周遊ルート。

Route2
西条市~UFOライン~久万高原町
Distance: 100.7 kmElevation Gain: 3,357m
40kmの上りを含み、四国で最も壮観な眺めを有する山道「UFOライン」を中心に、四国八十八巡礼(お遍路)のポイントとなる寺や遍路宿を組み入れた神聖な山岳ルート。

Route3
久万高原町~四国カルスト~鬼北町
Distance: 84 kmElevation Gain: 1,802m
日本三大カルストの一つであり、愛媛県と高知県の県境を越え全長25kmに及ぶ「四国カルスト」を中心とした標高1,000~1,500mの高原ルート。春から秋にかけ放牧された牛が牧歌的な風景を織りなす。

Route4
愛南町~宇和島市
Distance: 103.4 kmElevation Gain: 1,747m
石垣集落や野菜栽培のための「棚田」、入江の養殖場など江戸時代から続く暮らしの知恵や文化が詰まった景色が広がる海岸線と、静謐な林道のコントラストを詰め込んだ海&山ルート。

Route5
宇和海~八幡浜市~佐田岬
Distance: 85.4 kmElevation Gain: 1,613m
緩やかな起伏の小さなカーブがつづら折りを成す全長約45km、日本で最も細長い佐田岬半島を走る。大分県へ向かうフェリーの就航港を有する、九州への旅を広げる岬ルート。

Route6
大洲市~砥部町~松山市
Distance: 70.4 kmElevation Gain: 1 ,444m
城や旧家屋が立ち並ぶ街並みに江戸の美学を感じる「大洲」の旧市街と伝統的な焼き物の町「砥部」を海沿いと山腹のロードがつなぐ、江戸文化を満喫するルート。

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日本語版ガイドブック

英語版ガイドブック

Photos_Eigo Shimojo

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今回は、伊予灘・佐田岬せとかぜ海道と呼ばれるルートで、愛媛県の最西端を目指してアップダウンの激しい半島を横断します。多くの人にとって、ここはちょっと挑戦的なルートかもしれません。僕は、8月の炎天下の中、なんとか約80km以上を走り抜くことができたけど、正直、暑い時期におすすめできるルートではないです。サイクリング上級者で、僕のように過酷なことに挑戦するのが好きなタイプだったら、夏の間に走るのもなかなか燃えますよ、というのは冗談で、もっと気候の良い時期ならまた走りたいというのが本音です。暑くて大変だったという点以外は、とても充実したライドでした。 目次  1. 出発点:しおさい公園 2. 道の駅ふたみ 3. お好み焼きランチと楽しい歩道 4. 有名な下灘駅と近くで発見した面白いものたち 5. 初日の終点:赤い橋 6. えびすや旅館での滞在は心に残るおもてなし 7. 次の日、本当のチャレンジはここから 8. 警告:急勾配の坂道と暗くて長いトンネル続く 9. お疲れさま、ここまで来ればあとはずっと下り坂! 1. 出発点:しおさい公園 このサイクリングルートの出発点は、愛媛県の県庁所在地である松山市の少し南に位置する「しおさい公園」。大きな公園なのですぐ見つけられると思います。 これは、道中で見つけてとても役に立った地図。目印になるランドマークがたくさん載っているので現在地がすぐ分かるのと、標高が書いてあるので、これからどんなアップダウンが待ち受けているのかを知ることができて便利でした。 2日間の事前プランでは、1日目に半分以上先までいく予定だったけど、出発が遅れて予定変更。とにかく時 […]

#Japan
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#01 愛媛・潮風と山を堪能できる11のサイクリングロード

サイクリングパラダイスとして知られる愛媛県、行かれたことはありますか。瀬戸内海を望む温和な気候と自然豊かな風土に恵まれ、CNNの「世界7大サイクリングロード」の一つに選ばれた「しまなみ海道」をはじめ、県内には海と山を走り抜けるたくさんのサイクリングロードがあります。 四国の瀬戸内海側、北西部に位置し、四国4県で一番人口が多い愛媛県。瀬戸内海の海風を感じる穏やかな気候によってミネラルたっぷりの土壌で育つ「みかん」の生産地として有名で、海と山に囲まれた自然が広がります。また、宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』のモデルにもなった道後温泉や松山城など歴史を感じる場所も多く残されています。そんな愛媛の魅力的なサイクリングロードを連載でお届けするこの企画。1回目の今回は、県内の11のサイクリングロードを一挙にご紹介します。 目次  1. 別子・翠波はな輪道 2. 石鎚山岳輪道 3. 今治・西条ゆうゆう輪道 4. 今治・道後はまかぜ海道 5. 伊予灘・佐田岬せとかぜ海道 6. 内子・中伊予さとやま輪道 7. 奥伊予・肱川清流街道 8. 宇和海しおさいオレンジ輪道 9. 宇和島・四万十だんだん街道 10. 愛南さんさん輪道 11. しまなみ海道サイクリングロード 1. 別子・翠波はな輪道 スタート地点:マイントピア別子(愛媛県新居浜市立川町707-3)県の東側にある「別子・翠波はな輪道」は、全長87.7kmで、標高1,500~1,700mの山々を囲むように走るコースです。日本三大銅山のひとつである別子銅山跡を利用した道の駅「マイントピア別子」からスタートして、まずは大永山を登ります。 360 […]

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