From Melbourne
キャロラインが案内する 東京・多摩川・ドーナッツ

暖かくなり、桜の花も終わると、自転車で東京を楽しむには最高の季節です。

多摩川は、短時間のカジュアルなライドを楽しみたい人にも、本格的なライドを楽しみたい人にも最適です。川に沿って走ると、(堤防から)川辺の通り過ぎる景色を眺めることができます。

二子玉川を出発し、中河原を往復する約45kmのライドが続きます。

川沿いには休憩できる場所がたくさんあり、のんびりとした時間を過ごすことができます。本格的なライドを楽しみたい方は、羽田空港を出発し、奥多摩まで行き(81.9km)、羽田に戻る(165km)ことも可能です。

共用走行路は、ランナー、ウォーカー、サイクリストが走行します。左側通行で、周囲に気を配りながら走りましょう。

府中の近くで補給するなら、ドーナツとコーヒーが楽しめるハグジードーナツへ。

住宅街の中にひっそりと佇むHugsy Doughnutは、細い路地を入ったところにあります。甘いものからしょっぱいものまで、日替わりでたくさんの面白いメニューがあります。

川沿いには便利なコースマップがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。

稲城市の矢野口交差点にある調布の近くには、サイクリングを楽しむためのコーヒーを提供する「クロスコーヒー」があります。

ラックの正面にたくさんの駐車場があり、視界に入りやすいです。また、Champion Systems(カスタムサイクリングブランド)のサイクリングウェアやグッズをチェックしたり、ライドに必要なジェルやスナックを仕入れたりすることができます。

時間帯により、おいしいモーニングセットやランチセットを利用することができます。

ランチセットには、メインディッシュ、サラダ、デザート、ドリンクが含まれています。(バゲットかパスタは季節ごとに変わりますので、お選びください)

地元の方はもちろん、観光で訪れた方も、このカフェはライド中の待ち合わせ場所として最適です。便利な場所にあり、素晴らしい料理とサービスを提供してくれるので、立ち寄り甲斐があります。

Text_Caroline McCurdy

キャロライン・M

オーストラリア・メルボルン出身。2013年に来日し、デザイナーやモデルとして活躍。趣味はサイクリングで、東京の街を散策したり、日本全国のサイクリングスポットを巡ったりしています。

FEATURE TRIP&TRAVEL
下町自転車散歩 #01
東京下町谷根千エリアで御朱印集め

はじめまして。東京・下町生まれ、下町育ちの下町こんぶと申します。一応、3代続いている江戸っ子です(東京は3代住めば江戸っ子、横浜は3日住めば浜っ子と呼ばれるそうです)。 本コラムでは、東京都内の下町と呼ばれる庶民的な地域をレンタル自転車で巡り、町の魅力をお届けします。駄菓子のように気軽なレポートをお楽しみください。

#Komainu #Tokyo
TRIP&TRAVEL CULTURE
下町自転車散歩 #02
江戸・下町のレジェンド
北斎の名残をさがして(その3)

北斎の全盛期である後半生を自転車でたどる、北斎自転車散歩最終回。漫画、アートパフォーマンス、富岳三十六景、富士山への憧憬。本所地域から浅草地域を巡り、北斎の名残を探します。 目次  1. 「漫画」の生まれた日(50代) 2. その男、変わり者につき(60代) 3. The Great Wave(70代) 4. 絵と旅する男(80代) 5. 忘れられた巨人(90代) 『ドラゴンボール』、『Drスランプ』などを生み出した漫画家、鳥山明氏が2024年に亡くなり、世界中でその別れが惜しまれました。「漫画(Manga)」は世界でも共通語となった日本発のカルチャーですが、その言葉を生み出した人物をご存じでしょうか。 1、 「漫画」の生まれた日(50代) 55歳。依頼されて書き溜めたスケッチ集、『北斎漫画(海外では北斎スケッチ)』シリーズを刊行すると、これが予想外の大ヒットします。版元からどんなタイトルが良いかと問われた北斎は、「漫ろに(=自由に)書いた画なので、漫画がよい。」と名付けたそうです。「漫画」という言葉はこの時初めて誕生したそうなので、北斎はいわば漫画の名付け親ですね。 北斎の伝記を著した19世紀フランスの作家エドモン・ド・ゴンクールは北斎漫画を、「魔法じみたスナップショット」と評しています。 パフォーマー北斎なお、北斎は絵を公開制作するという現代アート的なパフォーマンスも行っていました。名古屋逗留の際には、本願寺名古屋別院にて、120畳(約186㎡)もの大きさの絵を描いたそうです。地面から見ている人々には何が描かれているかわからず、高い場所から見下ろしてようやく達磨の絵だと分か […]

#Tokyo #Hokusai
FEATURE TRIP&TRAVEL
下町自転車散歩 05
春を味わう本の街 ~神田~

今回は筆者の出身地でもあり、下町を語るのには外せない神田地域を自転車で散策。神田は現在行政区ではなく、皇居のある千代田区の北東部の呼称。ほとんどの町名の頭に「神田」の文字が入っているのが特徴です(話すときは「神田」を省くのが一般的ですが)。春の訪れを感じる風にふかれながら、世界一の本の街とよばれる神保町をぶらぶらしたり、小川町の老舗和菓子店にお話を伺ったり、美術館や神社をめぐったりと、まったりしました。 Text_Shitamachi Kombu 目次 ビジネス街のうるおい、三菱一号館美術館世界一の本の街、神保町御菓子処さゝまにインタビュー梅の季節に神社と聖廟をひと巡り ビジネス街のうるおい、三菱一号館美術館 と、いいつつも始まりは丸の内エリアから。神田のお隣の地域なので、これはもう神田といってもいいでしょう。江戸っ子は細かいことは気にしないものです。 日比谷駅から地上に上がると、交差点にレンガ造りの瀟洒な建物が。明治時代のお抱え外国人建築家、ジョサイア・コンドルの設計によるこの建物は、当初商社の三菱のオフィスとして利用されました。2010年の改装時に、丸の内エリアに必要な施設を熟慮検討の上、ビジネス街にもうるおいをということで、当時のデザインを可能な限り忠実に再現しながら三菱一号館美術館として生まれ変わることに。明治時代の薫香が感じられる建物に飾られた絵や美術作品は、個人的に三割増しくらい魅力的です。今回開催されていたのは、明治~大正時代に日本美術の1ジャンルとなった新版画の展示会。ユニークな試みとして、当館はポッドキャストの配信も開始。学芸員のトークを予習して観覧できるのも […]

#E-BIKE