速報 ホノルルセンチュリーライド2025
ペダルを踏めば、あなたの知らなかったハワイに包まれる!

9月28日午前5時45分。ここはホノルルのワイキキビーチ沿いにあるカピオラニ公園。
開幕まで30分を切ったスタートゾーンでは、「一年ぶり!元気でした?」「今年も無理せずがんばろうね!」など、まるで旧友との再会を喜ぶような挨拶、「彼、今年やっと初参加なのよ」といった新しい出会いが誕生する会話で溢れていました。

まだ暗く、お互いの顔も会場に取り付けられたライトで見えているくらいの時刻。
しかし、スタートゾーンの雰囲気は極めて明るい。これからそれぞれが「ホノルルをライド」という年に一度のご褒美を享受しに出かけることを、称え合うような、祝い合うような、そんな明るさです。

談笑するGlobal Rideコミュニケーションディレクターの河瀬大作さん。今年は50mile(80km)で参加。
3年連続となると参加者とのつながりも多くなる。これもHCRの魅力のひとつ。
常連ライダーさんたちとも挨拶を交わす。朝の光と共に今年また会えた喜びが湧いてくる瞬間
日の出とともに出発するのはホノルルセンチュリーライドの恒例。今年は1200名余り、日本からは250名ほどの参加者がそれぞれのコースをライドした
朝からhappyオーラが全開なライダーたち

とくに、今年は天気にも恵まれました。日中の気温は約34度、湿度は52%。例年より少し暑く湿気が多いものの、イベント中はまったく雨が降りませんでした。雨であっても、ハワイを感じる喜びに変えられるホノルルセンチュリーライドですが、今年、晴れであったことには大きな意味がありました。

始終、底抜けの快晴に海の青さもひとしおなホノルルセンチュリーライド日和

それは、新設されたハナウマ湾ルート。過去に一度だけ州警察から許可が降りたことがあったのですが、曲がりくねった下り坂のうえ、道幅が狭く、交通量が多いということもあり、その翌年から解放されることはありませんでした。

ところが、今年はイベントを主催するハワイバイシクリングリーグの懸命な働きかけがあって、車両を通行止めにしたうえで開放されました。そのルートの美しさといったら……。

下りのハナウマ湾ルートを逆から撮影。見下ろした風景はなんとも圧巻…でした!今後のレポートでご期待ください

とにかく、2025年のホノルル・センチュリーライドも、スタート前とスタート直後から「来てよかったー!」と叫びたくなるような(実際に言葉にならない感嘆の声をあげている人が続出)、最高のライドが待っていました。
詳しいライドレポートについては、100mile≒160km、50mile≒80kmに参加したライダーの方々の記事でご紹介していきます。

朝5:00すぎ。すでにスタートゲート脇のVIPテントでは準備万端で軽食をとるライダーたちの姿
VIPエリアに並べられた朝食は有名ホテルからの提供
スタート後、最初の見どころとなるダイヤモンドヘッドから眺める朝日。何度見ても格別な景色でついつい写真を撮ってしまう
風雨で削られた山肌が独特なハワイの山々。大きな山を迂回して海際のコースをひた走る
マカプウ岬から望むアイコン島「マナナ島」。通称「ウサギ島」。顔を半分出して浮かんでいる様子だそう
エイドステーションで栄養補給。仲間との談笑に花が咲く
ゲストライダーの白戸太朗さん、ロードバイクコミュニティー&メディア「LOVECYCLIST」のメンバーであるTaz Shimizuさん、Saadさん、Annaさん
ルート途中のカピオラニ公園。すべてが堂々としていて美しいハワイの自然の中を駆け抜ける
休息がてら、絶好の記念写真ポイントへ
80kmゴール地点手前、ライダーが「ご褒美ルート」と呼ぶワイマナロビーチ沿い
160km、80kmをメンバー4人で完走したゲストライダーのBRIC by TOKYOの皆さん

ゴール地点では午後にパラっと雨が降ったものの、ほぼ終日快晴だったホノルルセンチュリーライド2025。イベント詳細のフォトアルバムは後日の公開をお待ちください。

そして…今年は編集部からコミュニケーションディレクターの河瀬大作さんと編集Iが参加しました。なんと、二人ともブロンプトンで!アシストなしで80kmを完走したブロンプトンライド記は、このあと河瀬さんのライド記でお伝えします。

まさかの街乗りブロンプトンで80kmを疾走、チームGlobal Ride

ホノルルセンチュリーライドは、ファンライド。
それぞれの走りがありますね。
みなさんは、今年はどのようなライド旅でしたでしょうか?


ホノルルセンチュリーライド2025 公開記事予定
🚲 小学生の娘たちと親子でめぐるE-BIKE、80kmの旅
🚲 ブロンプトンで行く!ホノルルセンチュリーライド80km
🚲 グラベルバイクでナイスフィットなハワイアンロード160km
🚲 ロードバイク仲間とワイワイ駆け抜ける初センチュリーライド160km
🚲 旧友と二人旅、地元のB級グルメをホノルルグルメに変える旅160km

Text&Photo_Global Ride Editorial Team

FEATURE TRIP&TRAVEL
編集Mの、そろそろハワイ…な気分🌺
〜ホノルル滞在を楽しむメジャー&オルタナティブスポット〜

日本も初夏の陽気がちらほら感じられる季節になりました。ホノルルセンチュリーライドを取材した身としては、気温が上がるとどうしても思い出してしまうのがハワイ…ハワイって、そこにいるだけで自分をニュートラルにしてくれる場所だと思いませんか?高級レストランや賑やかな買い物体験も悪くないけれど、その日を過ごすだけでふわっといい気分にされてしまうのがこの土地の大きな魅力な気がします。 とはいえ、山も登るし海にも入るし、ファンライドでも走りたいし、美味しいレストランにも行きたいですよね。だってハワイですもん(どっちやねん)! そんなホノルルを市内から郊外まで走り抜けるホノルルセンチュリーライドの申し込みが始まりましたが、一人で行くのは…ホノルルってビーチとショッピング以外になにがあるの…ハワイ好きはいるけどライド好きが周りにいない…という方へ。 今回はライド以外にも楽しんでいただけるホノルル・ハワイ情報をお届けします。今年は気になるあの人や言い出せなかったあの方も誘って、それぞれのハワイを楽しんでみませんか? 1、ハワイ初心者の方へ のっけから他サイトの引用であれですが、ハワイの楽しみを網羅しているのがこちら。 🌺アロハスマイルhttps://alohasmile-hawaii.com/ ハワイ在住者が監修しており、ど定番のレストランやお土産からお得な買い物情報、フラダンスなどの文化コラムまで網羅されています。ハワイであれこれ楽しむなら、の初心者必見サイト。更新頻度が高いのでハワイ常連さんが見ても新たな発見がありそうです。 2、カルチャー好きな方へ Global Rideのライド寄稿でもお馴 […]

#Japan #Oahu
TRIP&TRAVEL
海外サイクリング事情2021
サイクリングコース「パールハーバー・バイクパス」編

アメリカ・ハワイ「ダニエル・K・イノウエ国際空港」の北側エリア、アイエアから、パールハーバー・バイクパスを走ってエワ・ヴィレッジ、カポレイ、コオリナに向かう片道14マイル(23km、往復47km)のライド。 日本人が身近に感じる海外「ハワイ」から、ワイキキライド、カカアコライドに続き、ロコ(地元)ライダーのRodさんによる、観光客が知らない人気サイクリングコース「パールハーバー・バイクパス」を紹介します。

#Hawaii #Ewa
TRIP&TRAVEL
ぶらっとホノルル自転車観光
地元ライダーおすすめルート5本🌺

ホノルルで自転車と言えば毎年9月開催のホノルルセンチュリーライド(以下、HCR)ですが、このイベントだけではなく街中でもサイクリング観光が楽しめるのはご存知でしょうか?ハワイで自転車の普及活動を行うハワイ・バイシクリングリーグから、ホノルル巡りを楽しめるサイクリングマップが届きました。ちょっと遠くまで足をのばしたい、たまには違う街を見たいときに。ぜひご活用ください。 1. ダイヤモンドヘッドへのライド 約12km~/8マイル~ ワイキキからバイクレーンをたどって動物園、水族館、数々の海辺の公園やビーチを通過し、トンネルを抜けてダイヤモンドヘッド・クレーターへ!頂上までハイキングすれば、パノラマの海の景色が広がります!カハラ・ホテルまで足を延ばすことも可能です。 2. 公園のレイをめぐるライド 約16km/10マイル オフストリートの自転車道とバイクレーンを走りながら、6つの公園をめぐる、ほぼ平坦なホノルルの「Lei of Parks」ツアー。美しいビーチや絶景ポイントも通ります。 3. 歴史あるダウンタウンへのライド 約18km~/11マイル~ 自転車道とバイクレーンを使ってホノルルのダウンタウンへ。ハワイ王国時代の建物、たとえば「イオラニ宮殿」などを巡ります。その他の歴史的建造物や名所を見たあとは、海沿いの公園を通って戻ります。マノアの滝やパンチボウル霊園まで延長することも可能です。 4. ハナウマ湾&その先へのライド 約40km~/25マイル~ ワイキキからハワイカイ方面へバイクレーンを走ります。ハナウマ湾でシュノーケルをしたり、ココ・クレーターではハイキングも楽しめます。 […]

#Honolulu