EVENT TVプロデューサー河瀬大作 Bike New York参戦記!恋するニューヨーク vol.1ブロンプトンにひとめぼれ。 それはひとめぼれだった。出会ってすぐに恋におちた。「次はあの子とどこに行こう」って、ふと考えてしまう自分がいる。こんな昂ぶりは、いつぶりだろう。お相手は人ではない。 ブロンプトンだ。そして今、ブロンプトンとの生活を、そして旅を心から楽しんでいる。折りたたみ自転車は、ずっと気になっていた。でもロードバイクに比べたら、小径車なんて物足りないんじゃないかって思っていた。ロードバイクのようなスピードもでないだろうし、長い距離を走るのにも向かないだろう、と。ロードバイクこそ”King of Bicycle”。そんな固定観念を持っていたのだ。 でも、ロードバイクにだって苦手はある。それは、街中を走ることだ。都心の幹線道路を走っていると、信号に頻繁にひっかかり、時にうんざりする。車輪の大きなロードバイクはストップアンドゴーを得意としていない。止まるたびにビンディングシューズを着脱するのも面倒くさい。 だからある時、街乗り用の自転車を探してはじめた。探していたのは、小径車のE-bikeだ。いくつかのショップを巡っていたのだが、なかなかこれ、というバイクには出会えない。そんなある日、棚にずらりと並んでいる自転車が飛び込んできた。 色とりどりの車体が、棚に所狭しと陳列されている。その佇まいの美しさに心が躍った。それがブロンプトンだった。 出会いの場所は、西荻窪の「和田サイクル」。ブロンプトンをはじめ小径自転車を扱うお店としては、東京屈指、いや日本屈指自転車屋だ。 店員の西久保さんが折りたたみを実演してくれた。その動きの無駄のない美しさ、素早さは芸術的ですらあった。 もちろん、試乗もした。軽く踏んだ […] #New York
FEATURE EVENT 海外でもロードバイクに乗ってみたい。Honolulu Century Ride 2023 参戦記#1 輪行、それはいつも悩ましい(前編) ひょんなことから、ホノルルのセンチュリーライドに参加することになった。よろこびも束の間、ロードバイク乗りにとって常に悩みのたねである、あの問題に直面することになる。そう輪行だ。 #How to #Japan
EVENT 自宅でファンライド!取材歴30年ジャーナリストはこう観るツール・ド・フランス2024 #01 ※TOP写真/ツール・ド・フランスは片側1車線のD線(日本の県道に相当)を使う ©A.S.O. Pauline Ballet 真夏のフランスを23日間かけて一周するツール・ド・フランスが日本で注目されたのは、1985年にドキュメンタリー番組の「NHK特集」で報道されたのがきっかけだった。過酷なアルプスやピレネーを越えて、たった1枚しかない黄色いジャージ、マイヨジョーヌを目指して走る。箱根駅伝のようにいい区間もあれば悪い区間もあって、そこにドラマが生まれる。日本のスポーツファンの心を射止めるのは当然で、日本にロードバイクブームを巻き起こすほどの影響力があった。 今回の原稿を担当するボクは1989年から現地取材する記者。ツール・ド・フランスの存在を初めて知ったのは、小学校の図書室にあった『くまのパディントン』(マイケル・ボンド著)シリーズの『パディントン、フランスへ』。パディントンが偶然ツール・ド・フランスに出場してしまい、スプリント賞を獲得するという奇想天外な話だった。 目次 1 ツール・ド・フランスとは2 これぞフランス!3 美と落車のわけ 1 ツール・ド・フランスとは ツール・ド・フランスにはさまざまな賞が設定されていて、深みにハマれば興味は尽きないが、一番大事なことは極めてシンプルだ。毎日マラソンのような一斉スタートのレースを行って、その日までの所要時間を算出する。その合計が最も少ない選手が首位となり、マイヨジョーヌを着用する。23日間のレースが終わってマイヨジョーヌに袖を通した選手が個人総合優勝者となる。 ツール・ド・フランスが世界最大の自転車レースとなったのは、このフラ […] #Column