編集Mの大会初参加でどうする?⑥
〜未経験者のホノルルセンチュリーライド2023〜

>前回まで

何を持って「十分」かは不明だが、
どう考えても不十分な練習量のまま東京を出発する。
ヘルメットやジャージーなど道具だけは揃えて…

ホノルルに到着した。
人生初のハワイ🌈
空港のスタバからして開放感がある🌞
ワイキキに向かう高速道路からはダイヤモンドヘッドが見えた。
これがハワイか…✨
車中で締切と格闘しながらも徐々に楽園の空気を感じ始めた。
植物がのびのびと生えていて眩しい。

ワイキキビーチに鎮守するバニヤンツリー(バオバブ)

9/24開催の大会まであと3日ある。
その間に仕事(本当はそのための渡米)があるが、
メンタルは整えられそう。

気持ちの余裕ができたので同行のスタッフに
さっそく買い物スポットなどを教えてもらう。
ブランド品よりも食料品に興味があるので、スーパーマーケットへ。
ホテルの近くにできた「Wikiki Marker」に立ち寄る。

ハワイのお土産といえばあのパッケージの
Hawaiian Hostチョコレートしか思い浮かばないが、
常連スタッフにココナッツ味のポップコーンやハチミツを教えてもらう。
朝食はデリで調達したケールのサラダやパイナップルなど。
野菜とフルーツの美味しさを噛み締める。

天然のマゼンタが眩しいドラゴンフルーツ
本場スパムおむすび

ふと、出発前の友人との会話を思い出した。

「80km走るの、自信ないのよね。
給水所でスパムおにぎり食べたりして、
ただのグルメ旅行になりそう笑」

「そんなマユミ、見たくない」

!!!

いそいそと部屋に戻り、筋トレを始める。
ハムストリングスを鍛える種類のトレーニング。
最近やたらインスタ広告で出現するウォール・ピラティス?含め
3週間ほど継続している。
朝晩しか動かしていないけれど、腰回りの起動が軽くなった気がする。
(思い込みの可能性は高い)
基礎体力はある方だが、ずっと同じ箇所の筋肉を使い続ける自信がない。
アスリートの努力は尊敬に値する。

そうこうしているうちに大会まであと2日。
果たして…

これぞハワイ!のカラッとした快晴

<続く>

Text_ Mayumi Kamura

追記

ハワイのレアで美味しいお土産のおすすめ、教えてください✨

🚴‍♂️編集MのHCR初参加でどうする?シリーズ🚴‍♂️

#01 Road to Nowhere
#02 Under Pressure
#03 One Fine Day
#04 No women , No cry
#05 Here Comes the Sun
#06 Kaimana Hila
#07 ANOTHER WORLD
#08 番外編/予想通りのアクシデント勃発

Profile

Mayumi Kamura
Global Ride編集者。得意分野はデザイン、アート、ファッションなどの視覚表現系。コロナ禍をきっかけに心身の健康に意識が向き、テニスをスタートしコンテンポラリーダンスのレッスンを再開した。自転車関係のグッズはデザイン性が高いので今回を機にハマる予感がしている。

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11月も半ばになり、ようやく秋の気配を感じます。先日、インスタを見ていたら「あれから1ヶ月も経ったけれどまだハワイの余韻が〜」という投稿に出会いました。まったく同感です。写真を見るだけでホノルルの風と空気が蘇ります。ホノルルセンチュリーライド2024(以下HCR)のインタビュー連載企画の続編をお届けします。今回も、第一回に続き初参加者組の中からパワフルな4組にご登場いただきました。なぜ、ハワイで走ろうと思ったのですか? 目次 1 ビッグスマイルをありがとう/やきはた2 75回目のバースデイ記念に/ジョージさん、本田さん3 大学生生活最後に親子ライドを/Hiroさん、Takaさん4 ハワイには病を乗り越える原動力がある/相澤英敏さん 1 ビッグスマイルをありがとう/やきはた メディア掲載時のニックネームは?と尋ねると勢いよく「やきはた!」と返され、思わず笑ってしまった。お二人ともライダーだが、HCRには初参加。 編集作業の過程では何名ものフォトグラファーが撮影した膨大な量の写真を見返すことになるのだが、やきはたさんたちほど激写されていたカップルはいない(目立っていた?)。たぶん、写真集ができるくらい笑 思わずカメラを向けてしまうのだろう、このポジティブなムードと最高な笑顔に、写真をセレクト中のこちらも知らずのうちに笑みがこぼれる。 女性のやきはたさんは自己最高記録が140km。今回は160kmの記録更新に初挑戦、しかもクロスバイクで!日本ではしまなみ海道や山中湖などへ走りに行っているそう。男性のやきはたさんは日本でのレース経験はあるものの、海外でのライドとハワイは初チャレンジとい […]

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「ホノルルセンチュリーライド2024」参加ライダーインタビューの最終回は、上級者のライド記で締めくくります。常連ライダーの皆さんは5回、10回と参加を重ねるこの大会に、何を感じ、どのような部分に惹きつけられているのでしょうか。「地球上で最高のライドイベント」とも言われるホノルルセンチュリーライド(以下、HCR)に幾たびと参加するその魅力や楽しみ方を伺いました。「あなたはなぜ、何度もハワイで自転車に?」 目次 1 新入社員が初ライドした理由/Keisukeさん2 2025年へ持ち越したゴール/Kenjiさん、Keikoさん3 ひとりでも、一人じゃないドラマがある/だんきち さん 1 新入社員が初ライドした理由/Keisukeさん 「ホノルルセンチュリーライドを社員旅行にしようと思って、スタッフ全員に声をかけたんです、そうしたら手を挙げたのが彼だけで笑」 九州地方で病院を経営されているKeisukeさんは、大のホノルルセンチュリーライドファン。昨年も100mile=160kmを完走されていた。 「一度走ったらわかる、こんなに気持ち良いライドができる場所は他にないですよ。社員旅行に誘ったらみんな行きたい!と言うかと思ったけれど、そんなことなかったんですよね〜」それはがっかりですね…でも、今どき、なんて太っ腹な! 残念そうな表情で話すKeisukeさんは常連さんだけあって、HCRをよく見ている。インタビュー中もホノルルやイベントについての話が尽きず、このままポキ丼でも食べに行こうかと思ったくらいだ。「日本国内でイベントに出ようとすると飛行機を使うでしょ、本番前後で必ず1〜2泊はするし、 […]

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人生でこんな日がくるなんて、思いもしなかった。 40年の歴史を誇るホノルル・センリュリー・ライド(以下HCR)にゲストライダーとして招かれることになるなんて。しかもそのライドが番組のためにプロの制作チームに記録されるなんて。

#Japan #Hawaii