りんりんロードライドレポート①
上野駅から45分で旅情満喫。
霞ヶ浦1周110kmと、ライダーに優しい街土浦

目次

1. そろそろ外遊びのライド計画したくないですか
2. 上野駅から45分で旅情満喫!「りんりんロード」がオススメです
3. そもそもりんりんロードとは?まずは簡単なおさらい
4. 初日は「霞ヶ浦一周」で110kmの長距離ライド!
5. 霞ヶ浦が見えてきた!
6. 予科練平和祈念館で零戦模型見学
7. レンコン畑の間を走る
8. 大須賀津湖畔農村公園で霞ヶ浦を一望
9. うな重バーガーでスタミナをチャージ
10. 古い町並み「佐原」へ寄り道
11. 水辺と併走する後半のライド
12. かすみマルシェで最後の休憩
13. 駅に到着、そのままチェックイン!
14. 土浦駅の自転車推し度がすごいので、ここで一度整理します。
15. ラック有、シャワー有、レンタサイクル有。プレイアトレ土浦が完璧です。
16. 旅のスタートゴールにおしゃれすぎ&ライダーウェルカムすぎなホテル「BEB5土浦」


そろそろ外遊びのライド計画したくないですか

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界中のサイクルイベントは中止の嵐。2020年のバイクニューヨーク、ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジも、今回やむなく中止となりました。

一方、自転車通勤やインドアサイクルを始めるなど、普段の生活が自転車と密接になった方も多いのでは。

それでも、やっぱり「自転車で行く旅がしたい」と思うのは、我々だけではないはず…!

まだまだ長距離移動は難しいのも確か。そこで「近くて行きやすいけど、旅気分が満喫できるライドはどこか?」考えてみました。

上野駅から45分で旅情満喫!「りんりんロード」がオススメです

※この記事は2020年6月の記事の再掲載です。

いきなり結論ですが、東京近郊に住んでる人なら、茨城県土浦市を中心に設置されているサイクリングロード「りんりんロード」、おススメです。

なんと言っても都心からのアクセスがすごい。JR常磐線の特急ときわで上野駅から45分という手軽さです。

移動時間が短い分、現地滞在時間を長く取れるので、1泊2日の旅行でも150km以上のライドだって計画可能。
後半紹介する駅隣接施設も、ライダー向けにかなり充実しています。

そもそもりんりんロードとは?まずは簡単なおさらい

正式名称「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、霞ヶ浦を周回する湖岸道路と旧筑波鉄道の廃線敷とを合わせた全長約180kmのサイクリングコースです。

このコースのちょうど中心辺りに茨城県土浦駅があって、ここが基地局のような役割を持っています。
土浦駅から日本で二番目に大きい湖、霞ヶ浦を一周めぐる東南のコースと、廃線となった筑波鉄道の線路跡をサイクリングロードに改築、茨城県のシンボル「筑波山」方面に向かう北西のコース。どちらもほぼフラットで走りやすいコースです。

筑波山ふもとを走るヒルクライムコースなど、これ以外にも走り方があるのですが、今回は霞ヶ浦一周と、筑波鉄道方面の2コースを一泊二日で走った様子をご紹介します。

初日は「霞ヶ浦一周」で110kmの長距離ライド!

まずは土浦駅の東側からスタート。

霞ヶ浦が見えてきた!

スタートして3分程度で車道の奥に霞ヶ浦が出現!

左手はすぐ霞ヶ浦。サイクリングコース上は柵がなく開放感があります。

自転車専用道ではないので、左側走行はマスト。ただ、車の通行量はそれほど多くはない印象でした。

予科練平和祈念館で零戦模型見学

一番目の寄り道に到着。施設敷地に入ると市松模様の建物「予科練平和記念館」が見えてきました。

ここは第一次世界大戦以降、航空機パイロットの基礎訓練のため、10代の練習生の基礎訓練の教育、「予科練」にまつわる資料を保存、展示する場所です。

人気の展示は建物の反対側に設置された、実物大「零戦」模型!

零戦は、一時期この近辺(阿見町)で製造されていた歴史もあるのだとか。

レンコン畑の間を走る

ここからさらに霞ヶ浦を走ります。左手に湖、右手に水田のようなレンコン畑が広がっていて水辺の間を縫って走る感覚。

茨城はレンコン生産量が日本一。特に霞ヶ浦の水と肥沃な土壌を利用し栽培されるレンコンは良質で特産品としても人気です。

レンコンの花(蓮の花)が咲く時期も楽しみです。

大須賀津湖畔農村公園で霞ヶ浦を一望

間もなく大須賀津湖畔農村公園で一休み。展望台で霞ヶ浦を一望。

対岸がかすかに見えますが、広大で海のよう!そして背面は一面のレンコン畑…視界が広く爽快です。

うな重バーガーでスタミナをチャージ

土浦からここまで約20km、さすがにおなかが減ってきました。
「うな重バーガー」というのぼりにつられて立ち寄ったのがとみた家さん

ライスバーガーの間にウナギ、なかなかの存在感。

手ごろな大きさですが、これで480円はコスパ優良です。

古い町並み「佐原」へ寄り道

50kmに差し掛かり、稲敷大橋を渡ったところから一度りんりんコースを離れ寄り道することにしました。湖を背に南下して利根川を渡り千葉県香取市へ。

同市内の佐原は江戸時代からの商家が今も並ぶ「重要伝統的建造物群保存地区」。

小野川の沿岸はさながら映画のセットの様。

お昼ご飯は歴史情緒あふれる「木の下」でヒレかつ定食(1,580円)!

後半のライドにむけてエネルギーをチャージします・

水辺と併走する後半のライド

霞ヶ浦のコースに戻り、後半のライド。
信号もなく、水辺真横を走れる爽快感、都会の街乗りでは味わえない魅力。

ただ、15時を過ぎてくるとむかい風が吹き始め、日が落ちるにつれどんどん強くなりました。早朝に出発し、朝ごはんを途中でとりながらライドするのがオススメです。

かすみマルシェで最後の休憩

最後の休憩場所に訪れた「かすみマルシェ」は、閉店16時前にギリギリに滑り込み。特産品や地元のお酒がずらっと並んでいて、軽食とともに楽しむことができるそうです。

しかしライドの途中。ぐっと我慢してジンジャーエールで気分転換。

18時半ころに土浦駅に到着。この日は9時半ごろから走りはじめたので、9時間のロングライドとなりました。

ちなみに走行距離は約111km。

駅に到着、そのままチェックイン!

土浦駅でゴール!したら、間髪入れずに駅隣接のホテルへチェックイン。

土浦駅の自転車推し度がすごいので、ここで一度整理します。

コースもさることながら、特筆すべき快適さだったのが、土浦駅のライダー受け入れの充実ぶり。
駅ビル「プレイアトレ土浦」はバイクフレンドリーな設備が整った施設でした。

ラック有、シャワー有、レンタサイクル有。プレイアトレ土浦が完璧です。

例えばアトレの中にあるサイクルショップ「ル・サイク土浦」は、スポーツバイクやアパレルアイテム販売のほか、レンタサイクルも充実しています。

地下の駐輪場にはロッカーや、無人レンタサイクルステーション、シャワーブースまで!ライド後汗を流して帰ることができます。

旅のスタートゴールにおしゃれすぎ&ライダーウェルカムすぎなホテル「BEB5土浦」

アトレに直結しているホテルは星野リゾートが運営している宿泊施設「BEB5土浦」。これがなんともライダー贔屓(びいき)!何がすごいって、駅の改札横から堂々自転車と一緒にチェックイン。

入ってすぐのエントランスから、自転車推しだとわかります

アウトドアな雰囲気のカフェラウンジ「TAMARIBA」は、宿泊客が仲間とくつろげるように、ワインサーバーやビールサーバーが24時間利用可能。

宿泊階にはランドリールームや、バイクチューニングに使えるディスプレイ(取り外せるものは実際に使えます)。

部屋の前の廊下には持ち込んだ自転車を立てかけるためのバーが設置されています。

シックな廊下とは対照的に、各部屋の内装は遊んだデザイン!思わずテンションが上がります!

自転車が飾れるお部屋もありました!

近隣には趣のある焼き鳥屋さんなどもあり、夜の散策も楽しめます。

今日のライドを振り返りながらお酒がすすむすすむ。この後BEB5のTAMARIBAに戻り、セルフサービスのワインで飲みなおしました。

翌日は旧つくば鉄道線跡を行くライド。ぜひご覧ください。


上野から45分!1泊2日の自転車旅!りんりんロードライドレポート


りんりんロードライドレポートその1

りんりんロードライドレポートその2
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本州最北端、青森にて
桜と建築をめぐる弘前ライド

日本列島、本州最北端に位置する青森県。一年を通じて楽しめる海や山の幸、奥深い自然はもとより、春に賑わう桜の名所も各地に。今回の桜ライドは江戸時代から栄えた城下町の青森県・弘前市を中心に巡ります。弘前城に広がる桜を眺めて心を癒し、ゴールは800年の歴史を持つ大鰐温泉。最後には身体も癒されます。フルーツや野菜、そして海鮮など、食の彩も豊かな春の青森ライドに出発です。 目次  1. 青森空港をスタート 2. の、その前にちょっとご紹介 3. いざ南へ向かってスタート 4.青森といえばりんご 5.一気に弘前城まで 6. 桜の名所、弘前公園 7. ランチは弘前さくらまつりで堪能 8. 日本の近代建築を眺める 9.若手建築家によるリノベーション×美術館 10.青森の富士山を背に温泉へ 11.歴史のなかにあるいま 1. 青森空港をスタート 青森空港に到着。今回はここからスタートです。青森空港では、2021年より期間限定となりますが、サイクルステーションが設置されています。自転車の組立・解体用のスペースとサイクルラック、そして空気入れまで常備されており、ライダーにはとってもやさしい空港となっています(例年4月下旬から10月中旬まで設置)。空港が位置するのは青森市。北には海が広がり、そこを渡れば北海道の大地が広がりますが、今回向かうのは南。江戸時代には城下町として栄えた弘前市です。向かうは桜でも有名な弘前城。さあ、準備を整えていざ出発。 2. の、その前にちょっとご紹介 今回のルートには含まれていませんが、青森県を訪れた際にはぜひ行ってみたいのが、青森県立美術館。なんといっても有名なのが、大きな […]

#Neputa #Ringo
FEATURE TRIP&TRAVEL
下町自転車散歩 05
春を味わう本の街 ~神田~

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北海道北部、日本海沿いを走る絶景ルート「オロロンライン」。小樽から稚内までをつなぐ長大な道で、核心部は天塩稚内間の道道106号でしょう。左手には海に浮かぶ利尻山、右手にはどこまでも続くサロベツ原野。大きく蛇行することも少なく、地平線を目指すように進む爽快な道が続きます。今回は、その核心部を自転車で走り抜けます。 Text&Photo_Hokokara 目次 1. JR旭川駅から向かう宗谷本線・幌延駅2. サイクリングロードの始まり、天塩町3. 北緯45度のモニュメント4. 雪国を知るパーキングシェルター5. 北国の岬町、ノシャップ岬6. オロロンラインの終着、稚内へ 1. 旭川駅からJR幌延駅へ 今回の舞台は北海道・道北エリア。スタート地点は日本のほぼ北端に位置する幌延町(ほろのべちょう)にあるJR幌延駅です。宗谷本線が通っており、旭川駅から電車一本でアクセスできます。時間こそかかりますが乗り換えの手間は少なく、東京や札幌からの行程も意外とシンプル。飛行機なら稚内空港を利用し、稚内駅経由で幌延へ向かうルートも選べます。 まずは幌延駅最寄りのセイコーマートほろのべ店にて朝食を。ここからオロロンラインに合流するために天塩まで20㎞ほど走りますが、道中にお店がないので食事はここで済ませておくが吉です。 天塩町までの20㎞はオロロンライン本番に備えたウォーミングアップ、くらいの気持ちでいたのですが既に北海道の雄大さを感じられる景色で気持ちも昂ってきます。 2. サイクリングロードの始まり、天塩町 幌延駅から5kmほど走り、天塩大橋を渡ると天塩町(てしおちょう)に入ります。町名は […]

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