オンラインイベント
メレ・オブ・バイシクリング参加レポート

ゴールデンウィークは、言わずもがなライドにぴったりのシーズン。緊急事態宣言が発出され、たくさんのイベントが中止を余儀なくされていますが、Global Ride 事務局が運営しているメレ・オブ・バイシクリングは、そんな中でも参加可能なオンラインイベント。

日本中お好きなルートを走ってログを申請すると完走が認められるこのイベントは、「ハワイを感じる」をキーワードに完走すると素敵な参加記念品がハワイから贈られるほか、スペシャルエイドとして参加ライダーに特別なサービスを提供しているお店との提携もあり。エイド中の腹ごしらえもハワイアンフードにして、1日ハワイ気分でライドしちゃおうという企画です。

Global Ride編集部も日頃の運動不足を解消すべく、参加者として挑戦してみました♪

※現在イベントは終了しています。
※この記事は2021年5月の記事の再掲載です。

スタートは戸田公園

筆者最寄り駅「戸田公園」からスタート。

今日の目的&ランチはスペシャルエイドに設定されている「コナズ珈琲東浦和店」。片道およそ10kmのライドです。

住宅街を抜けて外環自動車道へ。高架下はJRの線路がずらっと並んでいます。

電車好きとしては、ちょっと萌えスポット(ハワイ関係ないけど…)。

高架を渡りきると突如、BMXコースを発見。コースに囲まれたエリアに時計をくねっと折り曲げて立っているゴリラがいる。

公園の名前はそのものずばり「ゴリラ公園」、なんでゴリラ…?

名前はともかく、このBMXコースは結構長くて起伏に富んでいます。

小さな子供も、大人に交じってオフロードバイクでガンガン走っている。楽しそう!BMXはもちろん、ストライダーも使えるのだそう。

ハワイ到着!?コナズ珈琲東浦和店

ゴリラ公園を後にして走ること30分ほどで、目的地の「コナズ珈琲東浦和店」に到着。

ヤシの木に囲まれたレトロな外観はノースショアの古いダイナーのよう。

駐輪場の青いサインはハワイの公道にある自転車止めだ(喜)!

店内はさらにハワイのムード満点。入り口近くにたくさんのサーフボード、ハワイアンミュージックのBGM。大きなソファとテーブルも、海風で色褪せたようなたたずまい。

久しぶりのハワイアンフード、メニューが充実していて迷ったものの、ここはお店の定番「ハンバーグロコモコ」「ハワイアン コブサラダ」、そしてイベント参加者が利用できるメレ・オブ・バイシクリングのスペシャルエイド特典に掲載されている写真「ストロベリー&バナナホイップパンケーキ」3品をいただくことに。

ジューシーなロコモコの上にのった卵は完璧な半熟だし、サラダも大きなエビとチキンがガッツリ入って食べ応えあり。倒れんばかりの高さに盛られたクリームが迫力満点のパンケーキは程よい甘さで満足感が半端ない!

どれもビッグサイズで、1.5人前はありそう。帰りも元気いっぱい走れるぐらいエネルギー満タンになりました。

ここのお店オリジナルのコーヒーをいただいて満喫しきったら、会計ではイベント参加者用のクーポンでちゃっかり100円割引してもらいました。

お店を後にする頃、待ちの列はさらに増えていたようで、開店直後の来店で正解でした。

テーマで楽しむハワイライド!

ライドを楽しみ、途中の休憩地点で元気を充電して、また次の目的地へ。

過去にハワイライドを経験したことがある人は、感動的な景色やカフェで一息する醍醐味を思い出しながら走ることができるし、未体験のライダーもハワイというテーマをスパイスにイベントを楽しむことができます。

なにせ、日本にはハワイ気分になれるスポットが意外とたくさんあるので、ハワイ気分マップをながめながら目的地を考えるのも楽しい!

初心者でも達成しやすい50kmから、上級者でもチャレンジしがいのある500kmまで幅広い目標距離が設定されているメレ・オブ・バイシクリング。賞品付きのフォトコンテストやチーム部門などもあり。申し込みとライド期間は5月31日まで。

 

FEATURE TRIP&TRAVEL
グラベルマニアが古代の旅路に乗る #02
〜熊野三山詣、極上のマグロ、サイクルトレイン〜

こんにちは、温玉ネギトロです。熊野古道・紀伊半島ライドの後半をお届けします。二泊三日のライドトリップを予定していた私たちは、すでに神々しく感じられる山々を眺め一日目を終えることができました。二日目は、いよいよ熊野本宮大社へ。熊野三山詣を目前にワクワクが止まりません。 目次 3. 山間を辿る4. 紅い鳥居と赤身のマグロ 3. 山間を辿る 一日目は無料のキャンプ場で宿泊し、二日目は中辺路に沿うように走る林道を通って夕方には熊野本宮大社へ到着するように計画。ルート設計や補給の計画を考えるのも旅の醍醐味です。オフロードを含むルートではメカトラブルや通行止めに阻まれるリスクがオンロードと比べて非常に高いです。ルート設計のコツとしては自分の体力や脚力×0.5位の距離や時間で考えるのが良いでしょう。 手掘りの隧道を通って山を越えることもしばしば。隧道がなければ山を迂回するか登る必要があるため、こんな険しい山中に穴を掘ってくださった先人に感謝をしながら進みます。 熊野本宮大社へは暗くなる少し前に到達しました。 本宮町を出る頃にはすっかり暗くなってしまったので、急いで目的地のキャンプ場まで移動します。8月中旬ということもあり、夜間も30℃を切らない熱帯夜です。本宮まで来るとかなり標高も低くなっており、アップダウンはないもののベタつく暑さが不快感を誘います。 4. 紅い鳥居と赤身のマグロ 最終日は本宮と新宮の間にある小舟キャンプ場で星空を眺めながらキャンプを。そして熊野川を横目に新宮市まで南下します。壮大な山と山の間を通る熊野川の雄大な流れに心を奪われ、何度も立ち止まりました。川の恵みが険しい紀伊 […]

#Jinja
FEATURE TRIP&TRAVEL
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去る11月中旬、松山空港に輪行バッグを抱えた外国人サイクリストの一団が到着した。国際的サイクルツーリズム推進を掲げる愛媛県より、一週間のサイクリング・モニターツアーに招聘された彼らは、北米とオーストラリアからの自転車専門旅行社やメディア関係者、いずれ劣らぬ本格派サイクリストたちである。 彼らと駆った愛媛一周7日間、ボリューム満点な帯同記録を3回にわたってお届けする。国内では珍しい海外に向けたサイクリングモニターツアーの全容やいかに!? Text & Photo _ Eigo Shimojyo 本来は海外メディア向けツアーに、日本人サイクリスト兼取材者として全行程を帯同取材した下城英悟氏による、愛媛県再発見ライド記録をここから。来年のライドトリップで愛媛(四国)をお考えのあなたへ送るガイドとしてもぜひ。 目次  1. 愛媛一周7日間 2. 今治周遊〜しまなみ海道 3. 大島亀老山(今治市) 4. 大三島(今治市) 5. 大山祇神社(今治市) 1. 愛媛一周7日間 ツアー期間は7日間。しまなみ海道の玄関口、今治をスタートし、厳選のルートを連日駆け抜け、ゴール地の松山に到達する構成だ。最終的には愛媛県を時計回りにほぼ一周する。定番のしまなみ海道周遊ライドはもちろん、遍路巡礼路めぐり、四国最高峰の霊山石槌山へのビッグクライムあり、ローカル鉄道予讃線移動もありと、充実の内容となっている。ちなみに7日間の日程で、50〜120km程度あるルートを毎日しっかり走るプレスツアーというのは、海外ツアーならいざしらず、国内の観光振興プレスツアーとしては前例なく長いツアー日程だと思う。インバウ […]

#Ehime #Gourmet
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愛媛県主催
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*参戦記 #01、#02はこちらからhttps://globalride.jp/trip-travel/ehimemonitortour24_01_jp/https://globalride.jp/trip-travel/ehimemonitortour24_02_jp/ 目次  1. 南予の漁村たちと岬めぐり(宇和島市) 2. 私達の日常が、誰かのエンターテイメントになる(宇和島市〜松山市) 愛媛周遊ツアーも早5日目の朝を迎えた。内子滞在の2日間をお世話になった農村の小さなドミトリー“古久里来(こくりこ)”さんお手製の和朝食を頂きながら、愛媛弁のオーナーご夫妻とのローカルトークにもいよいよ花も咲こうというのに……。早い別れが惜しい。1996年のオープンから、地元に根ざしたグリーンツーリズムを牽引してこられたご夫妻の温かいおもてなしに癒やされた、内子・大洲の滞在だった。同宿のクーパーは、別れを前に涙目だけれど、みなで記念撮影をしてさよならを。思えばこの4日間にしまなみを周遊し、石鎚山系に深山幽谷を駆け、内子や大洲の人と文化にも触れ、すでに愛媛県を2/3周してしいる。この上に何を求めるものがあろう?と、疑問を抱くほど、すでに愛媛に満たされている。が、行程はまだ2日残されている。あらためてルートを眺めれば、地図の上にむくむくあらたな期待が湧き上がる。今回のツアールートに込められた主催者の想い、ただならない。 1. 南予の漁村たちと岬めぐり(宇和島市) その期待の正体を確認すべく、この日に目指すのは、愛媛県南西部、南予地方の中心地、宇和島だ。内子から宇和盆地を抜け、景勝名高いリアス海 […]

#Media #Ehime