Circle of Cycling Friends
りんとも!
#05 山下晃和さん

ライドを楽しむ人を繋げます。CYCLING JAPAN創設者の河村健一さんからご紹介いただいた今回の「りんとも」は山下晃和さん。アウトドア系の雑誌やCMのモデルをされている傍ら、自転車好きが高じご自身でBike & Campというイベントを主催されています。仕事場への移動もほぼ自転車という山下さんに、ライドにまつわるお話を伺いました。

目次

 Profile
 1. 愛車を教えてください
 2. お気に入りのサイクリングコースは?
 3. 直近で出場したライドイベントとその感想
 4. 次に参加してみたいライドイベントとその理由
 5. 過去のライド人生における最も印象的な思い出
 6. ライド関係のお気に入りグッズとその理由
 7. あなたにとってライドとは?
 次回ゲストのご紹介

Profile

名前 山下晃和/Akikazu Yamashita
職業 モデル兼トラベルライター
趣味 旅行とウエイトトレーニング
自転車歴 22年
SNS Instagram @travel_akikazoo

1. 愛車を教えてください

CannondaleのTopstone。
デザイン性が高くディスクブレーキまでついている割には、意外と買いやすい価格です。ブルーのカラーも気に入っていて3年くらい乗っています。

2. お気に入りのサイクリングコースは?

自宅から二子玉川の河川敷まで。
ホビトレイルと名付けて河川敷では自転車好きの仲間と集まり調理したりランチしたり、自転車のギアを自慢したりしています笑

3. 直近で出場したライドイベントとその感想

2022年8月開催の「SEA TO SUMMIT」(北海道・旭岳)。
自転車は15km、カヤック5km、トレッキング2kmのトライアスロン的な全て人力で進むメニューのイベントです。北海道というロケーションもありますが自然の中を走るのはとてもいいですね。Googleを眺めているだけではわからない起伏や高低差を感じながらスポーツするのは最高です。

4. 次に参加してみたいライドイベントとその理由

シクロクロスのレース「バイクロア」。
茨城県の土浦や埼玉県の秋ヶ瀬、長野県の白秋などで開催されています。激しい坂や山道、砂道など起伏に富んだコースを走行するシクロクロスに、仮装やイベントを組み合わせたエンタメ系のライドイベントで楽しそうですよ。

5. 過去のライド人生における最も印象的な思い出

2011年から半年間に及ぶ南米の自転車旅です。
メキシコから入り、グァテマラ、ペルーなど11の国の国境を自転車でまたぎ、ゴールはアルゼンチンのブエノスアイレスに。
もともとラテンアメリカ文化に興味があり、大学でスペイン語を学んでいたので、いつか海外でスペイン語を話す生活をしたいと思っていました。卒業後すぐにモデルの仕事が始まったのでなかなか渡航が踏み切れなかったのですが、30代前半で思い切って旅立とうと。石田ゆうすけさんの『行かずに死ねるか! 世界9万5000km自転車ひとり旅』(幻冬舎)を読んだ影響もあって、自転車でという無謀な旅への出発に踏ん切りをつけました。

宿があれば泊まりましたが、野宿前提で宿泊道具一式をくくりつけて走っていたので、そういう夜も多かったですね笑。途中で強盗に襲われて骨折したり、何度もパンクしたり大変なこともありましたが、それ以上に親切な人たちとの出会いや土地の魅力を含めた旅の充実感の方がまさって良い思い出です。何より、地図上で見ていた道が繋がっていたということに感動しました。

6. ライド関係のお気に入りグッズとその理由

Ostrich社のパニアバッグ
55kgほどの容量。他社の同類製品よりたくさん入る気がします。縫って直しながら長いこと愛用しています。

7. あなたにとってライドとは?

旅の乗り物。
自転車は旅で乗るのが一番面白いんじゃないでしょうか。車では見逃しがちなものを自転車は発見させてくれるし、観光化されていない部分を見るには一番適している乗り物だと思います。

🚴‍♂️次回ゲストのご紹介

スマートフォンの普及も当たり前ではなかった時代に南米の山々を自転車で旅された山下さん。帰国後はまたモデルの仕事を再開し、今に至っているとのこと。そんなご本人が紹介してくださった「りんとも」は…

石垣美帆さん/モデル

山下晃和さんよりご紹介↓
「雑誌『サイクルスポーツ』での撮影時に知り合いました。スタイル抜群なだけでなく、自転車も心から楽しんでいるので、いつも刺激をいただいてます。サイクルインストラクターなどもされていて、身体を動かし、人に伝えるプロフェッショナルである点も僕と共通しています。また、いつかモデル撮影で共演できればと思っています!」




次回もどうぞお楽しみに!

🚴‍♂️今までに登場いただいた、りんともの皆さん🚴‍♂️

CULTURE
Circle of Cycling Friends りんとも!
#07 山口和幸さん

ライドを楽しむ人を繋げます。モデルの石垣美帆さんがご紹介くださった今回の「りんとも」はイベントのお仕事で出会われたというスポーツジャーナリストの山口和幸さん。ロードバイクとのお付き合いは、新卒での就職後。原稿を書く仕事がしたいと飛び込んだ出版社でたまたま「CYCLING SPORTS」誌に配属され、仕事として乗り出したのがきっかけとのこと。すぐにツール・ド・フランス担当になり、30年に渡る取材生活が恒例となったそうです。そんな山口さんの、プライベートも含めたライドにまつわるお話を伺いました。 *ツール・ド・フランス視聴の楽しみ方を山口さんに解説いただくコラムも合わせてごらんください! ・自宅でファンライド! 取材歴30年ジャーナリストはこう観る ツール・ド・フランス2024 目次  Profile 1. 愛車を教えてください 2. お気に入りのサイクリングコースは? 3. 直近で出場したライドイベントとその感想 4. 次に参加してみたいライドイベントとその理由 5. 過去のライド人生における最も印象的な思い出 6. ライド関係のお気に入りグッズとその理由 7. あなたにとってライドとは? 次回ゲストのご紹介 Profile 名前 山口和幸/Kazuyuki Yamaguchi職業 スポーツジャーナリスト趣味 弓道自転車歴 38年SNS X @PRESSPORTS   Facebook 山口 和幸 1. 愛車を教えてください InterMaxのKUOTA12年くらい前に今中大介さんに「DURA-ACEをつけた1番良いバイクを送ってください」と依頼し購入したものです。とても丁寧に載 […]

#RingTomo
TRIP&TRAVEL CULTURE
下町自転車散歩 #02
江戸・下町のレジェンド
北斎の名残をさがして(その2)

葛飾北斎の足跡を自転車でたどる短期連載第2回。今回は、勝川一門に入門し、浮世絵の世界に飛び込んだ20代の北斎から始まります。 目次  1. 相撲の町にて(20歳~) 2. 北斗の人(30歳~) 3. 北斎、葛飾北斎となる(40歳~) 1、 相撲の町にて(20歳~) 北斎は勝川一門に入門わずか1年で勝川春朗を名乗ることを許され、錦絵を製作します。(なお、彼は生涯で画号を30以上変えていますが、本コラムでは北斎で統一します。)当時の浮世絵のモチーフは、美人画、役者絵、そして相撲絵など。 北斎が9歳の1768年、勧進相撲(幕府に認可された公式な相撲)の会場が両国橋からほど近い回向院に移され、以降回向院は1946年まで相撲常設館として賑わいました。当然、北斎も力士の筋肉や動きを観察するため幾度となく通ったことでしょう。 ※訪日外国人の方に向けたドコモバイクシェアの借り方については次のページもご参照ください。訪日外国人の方がドコモバイクシェアを利用する方法 なお、この頃北斎は挿絵の他に匿名で文章も書くことがありました。貸本屋で働いた経験が役立ったのかもしれませんね。 2、北斗の人(30歳~) 破門と天啓 34歳。師匠の勝川春章の没後、北斎の才能を妬んだ兄弟子たちからの嫌がらせなどもあり、北斎は勝川派を飛び出します。その後さまざまな流派の門をたたいて画法を修行しますが、春朗の名前を使うことも禁じられ、唐辛子やカレンダーを売り歩いてしのぐほど極貧の時代だったといいます。 このころの北斎について、柳嶋妙見山法性寺にはこんな話が伝えられています。曰く、北斎が北辰妙見菩薩(北斗七星を象徴した仏)に […]

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