編集Mの大会初参加でどうする?③
〜未経験者のホノルルセンチュリーライド2023〜

<前回まで>

元プロライダー・石塚さんの厳しい指摘で焦り始めた。
一刻も早く練習せねばと思い…

この仕事に出会うまで自転車には無関心だったが、
いろいろな人と話し始めると意外と身近にライダーがいることに気づく。
近年のゴルフブームの次は自転車ブームの予感がしている。
ファッションでいえばアウトドア系はもちろんのこと、
スーツメーカーやウィメンズ中心のブランドも本格参入している。
排ガスを出さないため、ヘルシーなスポーツと注目も高い。

そんな中、最も怒らずに教えてくれそうなライダーに頼み、
ど素人向けレッスンを開催してもらった。
ロードバイクは街のレンタサイクルで借りる。
1日1000円。安…

とにかく早く練習した方が良い、と前出の伊藤さん(ツールド妻有の発起人)にも
念を押されていたので、レッスン開催に漕ぎつけただけで感無量だった。
もう安心かも…
そこが素人!と自分でつっこみながら早速練習を開始する。

ハンドルに速度調節のギアがついていることにまず驚く。
ここで驚くレベルの参加者は大会側も未経験かもしれない。
事前に乗れて良かった、と開始0分で思う。
ギアの仕組みが今ひとつ理解しきれず(内側に倒すとか手前は負荷が軽いとか)、

もっと根本的な自転車の構造から説明して欲しい。
でも言い出せなかった。
昔、上司に「わからないことがあったらすぐ聞いてね」と言われたことを思い出す。
でも、何がどう不明か言語化できないから聞けないんです…

ま、乗りながらやればわかるから、と臨時コーチが言ってくれる。
救われる。
そんなムードで始まった気温33度、湿度70%の関東平野。
軽く乗って終了するはずが、結局1.5時間ほど走った。
なんて爽快なこと!!!

<続く>

Text_ Mayumi Kamura

レンタサイクル所、手前のバイクには「KONA, HAWAII」の文字。
ハワイが呼んでいる

🚴‍♂️編集MのHCR初参加でどうする?シリーズ🚴‍♂️

#01 Road to Nowhere
#02 Under Pressure
#03 One Fine Day
#04 No women , No cry
#05 Here Comes the Sun
#06 Kaimana Hila
#07 ANOTHER WORLD
#08 番外編/予想通りのアクシデント勃発

Profile

Mayumi Kamura
Global Ride編集者。得意分野はデザイン、アート、ファッションなどの視覚表現系。コロナ禍をきっかけに心身の健康に意識が向き、テニスをスタートしコンテンポラリーダンスのレッスンを再開した。自転車関係のグッズはデザイン性が高いので今回を機にハマる予感がしている。

FEATURE EVENT
速報 ホノルルセンチュリーライド2025
ペダルを踏めば、あなたの知らなかったハワイに包まれる!

9月28日午前5時45分。ここはホノルルのワイキキビーチ沿いにあるカピオラニ公園。開幕まで30分を切ったスタートゾーンでは、「一年ぶり!元気でした?」「今年も無理せずがんばろうね!」など、まるで旧友との再会を喜ぶような挨拶、「彼、今年やっと初参加なのよ」といった新しい出会いが誕生する会話で溢れていました。 まだ暗く、お互いの顔も会場に取り付けられたライトで見えているくらいの時刻。しかし、スタートゾーンの雰囲気は極めて明るい。これからそれぞれが「ホノルルをライド」という年に一度のご褒美を享受しに出かけることを、称え合うような、祝い合うような、そんな明るさです。 とくに、今年は天気にも恵まれました。日中の気温は約34度、湿度は52%。例年より少し暑く湿気が多いものの、イベント中はまったく雨が降りませんでした。雨であっても、ハワイを感じる喜びに変えられるホノルルセンチュリーライドですが、今年、晴れであったことには大きな意味がありました。 それは、新設されたハナウマ湾ルート。過去に一度だけ州警察から許可が降りたことがあったのですが、曲がりくねった下り坂のうえ、道幅が狭く、交通量が多いということもあり、その翌年から解放されることはありませんでした。 ところが、今年はイベントを主催するハワイバイシクリングリーグの懸命な働きかけがあって、車両を通行止めにしたうえで開放されました。そのルートの美しさといったら……。 とにかく、2025年のホノルル・センチュリーライドも、スタート前とスタート直後から「来てよかったー!」と叫びたくなるような(実際に言葉にならない感嘆の声をあげている人が続出)、最高 […]

#Ride #Hawaii
FEATURE EVENT
ホノルルセンチュリーライド2024 ライダーインタビュー企画
ハワイで感じる風、そして…
〜なぜ、ハワイで自転車に? 初出場者編 ②

11月も半ばになり、ようやく秋の気配を感じます。先日、インスタを見ていたら「あれから1ヶ月も経ったけれどまだハワイの余韻が〜」という投稿に出会いました。まったく同感です。写真を見るだけでホノルルの風と空気が蘇ります。ホノルルセンチュリーライド2024(以下HCR)のインタビュー連載企画の続編をお届けします。今回も、第一回に続き初参加者組の中からパワフルな4組にご登場いただきました。なぜ、ハワイで走ろうと思ったのですか? 目次 1 ビッグスマイルをありがとう/やきはた2 75回目のバースデイ記念に/ジョージさん、本田さん3 大学生生活最後に親子ライドを/Hiroさん、Takaさん4 ハワイには病を乗り越える原動力がある/相澤英敏さん 1 ビッグスマイルをありがとう/やきはた メディア掲載時のニックネームは?と尋ねると勢いよく「やきはた!」と返され、思わず笑ってしまった。お二人ともライダーだが、HCRには初参加。 編集作業の過程では何名ものフォトグラファーが撮影した膨大な量の写真を見返すことになるのだが、やきはたさんたちほど激写されていたカップルはいない(目立っていた?)。たぶん、写真集ができるくらい笑 思わずカメラを向けてしまうのだろう、このポジティブなムードと最高な笑顔に、写真をセレクト中のこちらも知らずのうちに笑みがこぼれる。 女性のやきはたさんは自己最高記録が140km。今回は160kmの記録更新に初挑戦、しかもクロスバイクで!日本ではしまなみ海道や山中湖などへ走りに行っているそう。男性のやきはたさんは日本でのレース経験はあるものの、海外でのライドとハワイは初チャレンジとい […]

#Rider
TRIP&TRAVEL EVENT
実はハワイの祝祭だった!?ホノルルセンチュリーライド、早めに現地入りのススメ

ホノルルセンチュリーライド2025前日の9月27日の朝。美しく晴れ渡った青空と柔らかい日差しの下には自転車にまたがったライダーたち…ではなく、立派な馬にまたがり凛とした姿をした人たちが、アラモアナ公園の芝生で待機していました。馬も、周りを囲む人たちも、色とりどりの花を纏っています。 午前9時になると、息がぴったりと合ったマーチング・バンドのドラムの音が響き渡り、集まった観衆から歓声があがります。これは、1946年からはじまり、2025年で77回目を迎えた「フローラル・パレード」。ハワイ文化を讃えるとともに、若い世代への継承、さまざまな国籍の人たちに、その精神を知ってもらうためのアメリカ最大のハワイアン・フェスティバル「アロハ・フェスティバル」のフィナーレを飾るイベントです。 ホノルルのメインストリートが花々と笑顔でいっぱいに 美しい花々と伝統的衣装で着飾られたパレードは、心地のいい初秋の風がそよぐなかで、ハワイでしか得られない特別な多幸感をさらに増幅させてくれます。アラモアナ公園からスタートしたパレードは、ダイヤモンドヘッド方面にカラカウア通りを抜けてカピオラニ公園まで、ワイキキのメインストリートを3時間かけて行進。 沿道の群衆だけでなく、ワイキキの高層ホテルのテラスから見物する人たちもいて、街がお祝いムード一色に染まります。文化や国の違いも超えて、老若男女が等しく微笑み、華やかなパレードに手を降って写真を撮り、自由とお祝いの空気を満喫していました。 ホノルルセンチュリーライドは、毎年この盛大な祝祭の翌日に行われています。ある関係者は、「ハワイの風と太陽、海を全身に浴びながら走 […]

#Hawaii