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東北の山とオフロードを楽しむ「GRAVEL CLASSIC YAKURAI東北」参加ライダー募集中

2025年で3回目の開催となる「グラベルクラシックやくらい2025」。ネーミングルーツはゴール会場となる宮城県・加美町(かみちょう)のほぼ中央にある薬莱山(やくらいさん)から。形の美しさから「加美富士」とも呼ばれるこの山を有する加美町一帯は、世界農業遺産の認定も受ける魅力ある大自然を有し、グラベルで走るにはぴったりのコース。今年はグループ参加のみならず、初めてグラベルライドを体験できる機会のソーシャルライドコースも設定され、未経験の方にもチャンスが広がりそうです。過去の大会は意外と関東地方からの参加者が多いそう。近隣には温泉もあるので、夏休みのイベントとして家族や友人と一緒に出かけても楽しめそうです。 開催概要 【大  会】GRAVEL CLASSIC YAKURAI 2025 supported by Panaracer【開催日程】2025年8月30日(土)~8月31日(日) 【会  場】8月30日(土):陶芸の里スポーツ公園(宮城県加美郡加美町宮崎新土手浦1)      8月31日(日):ペンション&レストランKAMIFUJI(宮城県加美郡加美町字味ヶ袋薬莱原1-349)【主  催】株式会社早坂サイクル商会【共  催】加美町【特別協賛】パナレーサー株式会社【協  賛】株式会社インターテック 開催内容8月30日(土):グラベル レース 【GRAVEL RACE YAKURAI supported by Cannondale SuperX】、ソーシャルライド、EXPOブース、ウェルカムパーティ8月31日(日):グラベル グループライド 【EXPLORE GROPE R […]

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Port Douglas Gran Fondo2025 日本事務局エントリー開始!

2025年9月14日(日)にオーストラリア・クイーンズランド州ポートダグラスで開催されるPort Douglas Gran Fondoの日本事務局エントリーが始まりました!海岸沿いのヤシの木が立ち並ぶ絶景ロードはライダー専用に完全封鎖。世界自然遺産に認定された「グレートバリアリーフ」と「クイーンズランドの湿潤熱帯地域 」(世界最古の熱帯雨林)を通るコースを、風を切りながら爽快に走ることのできるイベントです。 また、9月13日(土)に開催されるRun Port Douglas(ハーフマラソン)のエントリーも合わせて受付中です。 実施概要 【大会名】 Port Douglas Gran Fondo 2025【開催日時】2025年9月14日(日)  午前6時15分~スタート *エントリー距離によって変わります【開催場所】オーストラリア/ポートダグラス【距  離】136km / 100km / 60km / 48km【申込期間】エントリー : 2025.05.26 – 08.25 *予定【主  催】Connect Sport Australia  参加費などの詳細は公式サイトでご確認ください。 公式サイトはこちらhttps://portdouglasgranfondo.com.au/japanese/ エントリーはこちらからhttps://www.sportsentry.ne.jp/event/t/100657 前日に開催されるRun Port Dogulas はハーフマラソン。観光と合わせてオーストラリアの大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。 実施概要 【大会名】 R […]

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鯖を食しに若狭湾まで!鯖街道親子ツーリング

こんにちは、温玉ねぎとろです。今回は50代の父と京都から鯖街道を走りました。 僕の自転車好きはサイクリストであった父からの英才教育?のおかげで、この鯖街道も小学生の頃から何度か一緒に走ったルートの一つです。けっこう走りましたよね、小学生なのに…今回は久しぶりに親子で鯖を食べに福井県・小浜市の若狭湾まで! 目次 1. 鯖街道とは2. 鯖街道へのアクセス(京都から)3. 最古の鯖街道「針畑超え」を行く4. 春の残雪5. 海と江戸文化の気配を感じる熊川宿へ6. 鯖を目がけて 1. 鯖街道とは 日本海に続く若狭湾を有する福井県小浜市から京都へ向かう道に「鯖街道」と呼ばれる街道があります。この街道は古くは平安時代に始まり、江戸時代にかけて発展しました。冷蔵設備のない時代、新鮮な鯖を塩漬けにして、徒歩で約72km(十八里)の道のりを夜通し運んだと伝えられています。 そして鯖街道は単なる物資の輸送路としてだけでなく、若狭と京都の文化交流や経済発展にも重要な役割を果たすことになります。鯖をはじめとする若狭の海産物は、鯖寿司などの京料理の発展を支える存在となりました。 福井県の公式サイトでは7つもの鯖街道サイクリングルートが公開されています。皆さんも行きと帰りで違うルートを走ってみるなど、ぜひ活用してみてください。もちろん、自分でルートを作成するのも楽しいと思いますよ。 福井県小浜市 鯖街道サイクリングマップhttps://www1.city.obama.fukui.jp/kanko-bunka/nihonisan/p005774.html 2. 鯖街道へのアクセス(京都から) 京都から小浜に向 […]

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CYCLE CINEMA⑯
『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』

「あの映画を観ていないと、人生を損している」。そんなふうに語る人がいる。趣味は人それぞれだし、どんな映画を観るかは本人の自由だ。だけど『男はつらいよ』シリーズをまだ観ていない人には、そっと背中を押したくなる。「一度観てみても、いいんじゃないかな」と。あの作品には、日本の喜劇のエッセンスがぎっしり詰まっている。 主人公は、葛飾・柴又生まれの寅さん(渥美清)。口は悪いが人情に厚く、困っている人を見過ごせない性分。生業は露天商で、いわば風来坊だ。だが、柴又には団子屋「とらや」を営む親戚がおり、妹のさくら(倍賞千恵子)もそこで働いている。寅さんは年に何度か、ふらりと「とらや」へ帰ってくる。 そのたびに、騒動が起こる。家族やご近所を巻き込んだドタバタ劇は、笑いと涙を連れてやってくる。そして、もうひとつの見どころが、作品ごとに登場するマドンナたち(吉永小百合、浅丘ルリ子、大原麗子、いしだあゆみ!)。寅さんは毎回、ピュアな心で恋に落ちる。でも、結末は決まっている。彼は振られ、また旅に出るのだ。この「出会いと別れ」の繰り返しが、シリーズ全体をひとつの壮大な“失恋の叙事詩”にしている。 寅さんは運転免許を持っていないので、移動手段は列車か徒歩。そして、時には自転車にも乗る。とはいえ、それはたいてい人から借りたもの。サイズが合わないせいか、がにまたで漕ぎながら、流行歌を口ずさむ。格好いいおっさんだ。 『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』(1977年、山田洋次監督)は、そんな寅さんが「恋の指南役」として奮闘する一本。若い男女の恋を応援しようと立ち回るうちに、いつの間にか自分も恋に落ちてしまうという寅さん […]

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イタリア、2026年春夏向けメンズファッションの大見本市テーマは「自転車」

イタリア・フィレンツェで開催される、メンズファッションの見本市「Pitti Imagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウオモ)」をご存知でしょうか。1972年に年2回のコレクションを携えて始まったメンズファッションの伝統あるビジネス展示会で、世界各国から1万人以上の商談者やファッショニスタが集まる場として、イタリアの風物詩ともなっています。この見本市の次回テーマが発表になりました。2026年春夏向けは「PITTI BIKES」。自転車にフォーカスされています。ゼネラルディレクターのAgostino Poletto氏によると「自転車は個人的でありながら集団的、孤独と社交を模索するなど現代の二面性を象徴している」とのこと。 「ライフスタイルと日常がより交差する中で、自転車は単なる『スポーツ対モビリティ』の枠を超えた革新的な役割を担っています。それは調和を目指す運動であり、相反するものをつなぐタンデムのような存在。サステナブルで、カスタマイズ可能、多面的で多様性に富み、新たな視点をもたらしてくれます。」_Agostino Poletto氏 出展ブランドはミラノ近郊で設立されたロードレーサー用自転車メーカーの「Colnago」やコペンハーゲンを拠点とするミニマムでテクニカルなデザインウエアの「Pas Normal studio」など、新旧問わずサイクルカルチャーとテクノロジーを追求するブランドたち。 昨年のTour de Franceはフィレンツェスタートだったこともあり、メンズファッション大国のイタリアではさらにサイクルウエアが身近になってくるのかもしれません。 Pitti I […]

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ツール・ド・ブリスベン2025ハイライト
〜家族連れからセミプロまで楽しめるサイクリングフェス【後編】〜

ブリスベン在住のサイクリストAyakaによる、「ツール・ド・ブリスベン2025」の参加レポート後編をお届けします。昨年は80km、今年は50kmのファンライドをパートナーのYoshiと共に駆け抜けたAyaka。市民が日常的に使用する生活道路やバスレーンを封鎖した、オーストラリアの中でも大規模なライドイベントを、地元サイクリストの目線から切り取ります。 前編はこちらから 目次6 雨上がりのブリスベンを駆け抜ける7 50kmコースのハイライト8 80kmコースの醍醐味9 多様な参加者とそれぞれの楽しみ方10 フィニッシュ後は和やかな祝祭ムード11 日本からの参加について12 2024年、2025年大会を通して感じた魅力 6  雨上がりのブリスベンを駆け抜ける 亜熱帯気候で晴天率が高く「サンシャイン・ステート」の名でも知られるクイーンズランド州ですが、季節の変わり目は雨が続くことも。その影響もあってか、大会前日の午後は強い雨風に見舞われました。 当日の天候が心配でしたが、幸いにも夜中に雨はあがり、スタート時には空に晴れ間が広がっていました。とはいえ日の出前の路面はまだ濡れており、スタート直後は前を走るライダーの水飛沫が顔にあたるほど。斜度15%の下り坂では転倒防止のためバイクから降りてそろそろと進む場面もありました。 それでも、日が昇るにつれて路面も徐々に乾き、スリップの心配も減り、快適な走りを楽しむことができました。木々を激しく揺らした前日の雨風が嘘のような好天候は、まさにこの大会のために用意されていたと思うくらいの完璧なライド日和でした。 7  50kmコース […]

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ツール・ド・ブリスベン2025ハイライト
〜家族連れからセミプロまで楽しめるサイクリングフェス【前編】〜

ブリスベン在住のAyakaが、パートナーのYoshiと共に「ブリスベン・サイクリングフェスティバル 」に参加しました。メインとなるライドイベント「ツール・ド・ブリスベン2025」の様子を地元サイクリストの目線からレポートします。 目次 1  ツール・ド・ブリスベン とは?2 各ライド部門・コースの概要3 完全封鎖の高速道路・バスレーンで非日常を味わう4 海外15ヶ国からのサイクリストが参加5 新しいスタート地点と高まる期待感 1  ツール・ド・ブリスベン とは? オーストラリア・クイーンズランド州の州都ブリスベンを舞台に開催される「ツール・ド・ブリスベン」は、初心者から本格的なサイクリストまで誰もが楽しめる、完全交通封鎖の大規模な都市型サイクリングイベント。南半球のオーストラリアでは、秋の始めを迎える例年4月に開催されています。 「ツール・ド・ブリスベン」という名前から、どうしても中上級者向けのイベントというイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際は、ファミリーライドから本格的なレースまで間口を広く設定し、誰もが楽しめるサイクリングイベントになっています。 2  各ライド部門・コースの概要 ツール・ド・ブリスベンの魅力は、多様な部門・コースが用意されており、体力や経験に合わせて最適なコースを選ぶことができます。 🚲UCI Gran Fondo Worls Series Qualifier/ 120kmLong Ride (グランフォンド)最長距離を走る本格的なロングライドです。ブリスベンの郊外まで足を伸ばし、最後はブリスベン屈指のヒルクライムスポット、 […]

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編集Mの、そろそろハワイ…な気分🌺
〜ホノルル滞在を楽しむメジャー&オルタナティブスポット〜

日本も初夏の陽気がちらほら感じられる季節になりました。ホノルルセンチュリーライドを取材した身としては、気温が上がるとどうしても思い出してしまうのがハワイ…ハワイって、そこにいるだけで自分をニュートラルにしてくれる場所だと思いませんか?高級レストランや賑やかな買い物体験も悪くないけれど、その日を過ごすだけでふわっといい気分にされてしまうのがこの土地の大きな魅力な気がします。 とはいえ、山も登るし海にも入るし、ファンライドでも走りたいし、美味しいレストランにも行きたいですよね。だってハワイですもん(どっちやねん)! そんなホノルルを市内から郊外まで走り抜けるホノルルセンチュリーライドの申し込みが始まりましたが、一人で行くのは…ホノルルってビーチとショッピング以外になにがあるの…ハワイ好きはいるけどライド好きが周りにいない…という方へ。 今回はライド以外にも楽しんでいただけるホノルル・ハワイ情報をお届けします。今年は気になるあの人や言い出せなかったあの方も誘って、それぞれのハワイを楽しんでみませんか? 1、ハワイ初心者の方へ のっけから他サイトの引用であれですが、ハワイの楽しみを網羅しているのがこちら。 🌺アロハスマイルhttps://alohasmile-hawaii.com/ ハワイ在住者が監修しており、ど定番のレストランやお土産からお得な買い物情報、フラダンスなどの文化コラムまで網羅されています。ハワイであれこれ楽しむなら、の初心者必見サイト。更新頻度が高いのでハワイ常連さんが見ても新たな発見がありそうです。 2、カルチャー好きな方へ Global Rideのライド寄稿でもお馴 […]

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Music Cycles Around The World
① New York
3rd Bass “Brooklyn-Queens”

15回にわたって自転車と僕の好きな音楽にまつわるコラムを綴ってきました「CYCLE MUSIC」に代わる新連載第1回。これからは自転車と共に音楽で世界を走ろうというイメージで、“都市と音楽”をテーマに「Music Cycles Around The World」と題してお届けしていきます。 まずは5/4にブルックリンやクイーンズなど5つの区をすべてめぐるライド・イヴェント「Five Boro Bike Tour」が予定されているニューヨーク。タイトルずばりという感じで、3rd Bassの「Brooklyn-Queens」をご紹介しましょう。 3rd Bassは1987年にクイーンズで結成された、MC Serch/Prime Minister Pete Nice/DJ Richie Richからなる、白人黒人混成の3人組ヒップホップ・グループで、1992年に解散するまでに、2枚のフル・アルバムと思い出深い何枚かのシングルを残していて、若き日のMF DoomやNasと交流があったことでも伝説的な存在です。ヒップホップ屈指の名門レーベルDef Jamから1989年に発表されたファースト・アルバム『The Cactus Album』は、いわゆる“ミドル・スクール”の名盤と言われていて、当時“ニュー・スクール”の旗手として僕もそのフレッシュでカラフルな輝きに魅せられていたDe La Soulのファースト・アルバム『3 Feet High And Rising』のプロデューサーとして名を馳せていた、Prince Paulによる色彩豊かなサンプリング・ワークも冴えまくっています。 「Broo […]

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