編集Mの大会初参加でどうする?② 〜未経験者のホノルルセンチュリーライド2023〜

先日に大会を終えたばかりのTURE DE TSUMARI発起人である伊藤さんにも相談させてもらった。
アドバイスが欲しいと伝えたところ、まずはあなたの現状をヒアリングしてから、と言われる。
さすが建築家。
本筋でないところで感心してしまった。
HCRでの高低差も事前に調べてくれた結果、
・走行想定時間分をとりあえず走って体力や走り方のイメージを掴んでは
という提案をいただいた。
たしかに…!

大会運営に携わる女性の先輩からは、同性ならではの視点をもらう。
顔の日焼けはやむを得ない(サングラスをかけない部分だけ灼ける)
wi-fiが繋がりにくいから緊急時の連絡手段は要チェックね!と、
気に留めていなかった準備の指摘をされる。
大会出場のことばかり考えていたので、普通に海外出張の用意もすべきと我に帰る。

現実的なアドバイスをもらい、意外と走れるかも〜とやや気が緩み始めたときに、
元プロライダーでありサイクリングガイドの石塚さんに釘を刺された。
全く走ったことないんですよね?
素人が80kmを走るのはキツいです。ハワイで楽しい思い出が作れるなんて簡単に思わないでくださいね。
厳しかった…
そして
・とにかく自転車に乗って一刻も早く道を走ったほうが良い
・ユニフォームも買って実際のコンディションで慣らした方が良い
とのこと。
かなり焦りはじめた。

お尻のパッドがどうこうとかでユニフォーム選びも難しそう。
とりあえず仕事の合間を縫って言われたことは全部やってみるか。
途中でリタイアすることは想定内だけれど、
せっかくだから完走できれば、と1分も練習をしていないうちに理想だけは高い。
なんとかなると思いがちな性格がさっそく災いしている笑
いや、全然笑えない。
やや緊張してきた9月の1週目。
一番気になっているのが疲労と熱中症(初歩的すぎる!)。

ご経験者の方から、こんな準備をしておいたらいいよ!
というアドバイスをこちらへいただけるとありがたいです✨

ぜひお待ちしております!

<続く>

Text_ Mayumi Kamura

🚴‍♂️編集MのHCR初参加でどうする?シリーズ🚴‍♂️

#01 Road to Nowhere
#02 Under Pressure
#03 One Fine Day
#04 No women , No cry
#05 Here Comes the Sun
#06 Kaimana Hila
#07 ANOTHER WORLD
#08 番外編/予想通りのアクシデント勃発

夏のうちに練習するはずがもう稲刈りの時期

Profile

Mayumi Kamura
Global Ride編集者。得意分野はデザイン、アート、ファッションなどの視覚表現系。コロナ禍をきっかけに心身の健康に意識が向き、テニスをスタートしコンテンポラリーダンスのレッスンを再開した。自転車関係のグッズはデザイン性が高いので今回を機にハマる予感がしている。

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こんにちは、温玉ねぎとろです。輪行ガイド(国内編 #01)に続き、本記事では主にバスを利用する際の注意点と宿泊施設について解説します。*2024年8月現時点での調べ 目次 2. 国内輪行のルールと状況 2-6 バス(高速バス・空港連絡バス) 2-7 バス(路線バス) 2-8 飛行機3. 輪行の受け入れ態勢/宿泊施設4. まとめ 2-6 大型バス(高速バス/空港リムジンバス/共同運行バス) 高速バス<専用の輪行袋の使用規定>・輪行袋に収納している・混雑時は使用できない可能性がある 基本的には電車と同じ場合が多いです。輪行袋に収納しているということを条件に許可をしている場合もありますので、使用される予定のバス会社の規定を確認しましょう。 <バスでの輪行について>現在の日本国内ではバスで輪行する長距離移動は少し難しい状況にあります。というのも、以前までは数社の高速バス会社で輪行の受け入れを行っていたのですが、現在はサービスが終了している場合が多いです。そのため、バスで輪行する場合はしっかりと該当路線の規定を確認し、必要であればバス会社に電話をして確認をしましょう。2024年現在、高速バス・都市間バスなどの長距離移動をするバスでは輪行を受け付けていない場合が多いです。 また、規定としては以下のような場合が多いです。 ・輪行袋に収納している・混雑時は使用できない可能性がある バスの場合はトランクルームのサイズに限りがあるので、なるべくコンパクトに収まるように工夫をしましょう。基本的にはトランクがあるバスの一部で輪行可能な場合があるという認識です。都市間バスに関しては、鉄道在来線が衰退もし […]

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こんにちは、温玉ねぎとろです。 今回は国内で自転車旅行やイベント参加する際には避けては通れない国内輪行について、国内外を自転車で旅した経験を基に簡単にご紹介したいと思います。自転車は飛行機や電車、フェリーなど様々な乗り物と組み合わせて移動することができる自由度の高い乗り物です。上手く交通機関と組み合わせることで、ちょっと遠いと感じていた地方のイベントにも足を運んでみましょう!*2024年8月現時点での調べ 目次 1. 輪行の歴史と文化2. 国内輪行のルールと状況 2-1 JR 2-2 新幹線 2-3 私鉄各社 2-4 サイクルトレイン 2-5 フェリー・渡船 現在の日本国内では自転車と共に移動する「輪行」が可能です。在来線、新幹線、一部バス、飛行機、フェリーなど多くの交通機関では自転車の両輪を外して「輪行袋」という専用のケースにいれることで交通機関に自転車を持ち込むことができます。ちなみに、海外では電車やバスにはそのまま持ち込めることが多く、輪行袋を珍しがられることも少なくありません。 1 輪行の歴史と文化 そもそも「輪行」は競輪選手が競技場まで移動するための手段として登場しました。その後、日本サイクリング協会と国鉄との交渉によって1970年代に自転車を分解して袋にいれることを前提として、一般のサイクリストの乗車も許可されました。これが現在の輪行文化の発端になります。海外では輪行袋を使用する文化はなく、路線や国にもよりますが基本的には自転車を解体せずに持ち込むことができる場合が多いです。日本では先人たちの活動の積み重ねが輪行という形となり、私たちが交通機関と自転車を組み合わせて […]

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