〜2024年のホノルルセンチュリーライドはどうする?~
編集Mの、初心者は振り返る
#1 荷物が多すぎました

こんにちは。昨年にHonolulu Century Ride 2023へ初参加し、すっかりライドの虜になった編集部のMayumiです。あの日以来、ロードバイクを借り川辺を走る週末を送っていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。3月に入り、海外ライドイベントが続々と募集を開始しています。さっそく本題へ!

目次

1,HCR 2024の申し込みが始まりました!
2,これだけ気にしておく3つ
3,それから

1、HCR 2024の申し込みが始まりました!

ついにHonolulu Century Ride 2024の申し込みが始まりました。
こちらより日本語サイトで申し込めます。

https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/95283

開催は毎年9月の第四日曜のため、今年は9/29(日)。
あの爽快感と達成感が再び!!
頭の中にはHonoluluの虹が…

HCR 2023帰国時の飛行機から

初ライド、初イベント、初ハワイと初めて尽くしだったHCR 2023。ど素人が時間内にゴールしたときの感動は…体験した人にしか分かりません。しかも初参加者限定の。中学3年で運動部を終了した身にとっては、昨年のあの瞬間まで、わざわざ時間とお金をかけてスポーツイベントに出る人の気持ちがわかりませんでした(ほんと失礼しました!)。ところが今は…

ちょっと振り返ってみます。

走り切ったあとは、生きててよかったレベルの高揚感に溢れ出る笑みが堪えられませんでした。

80kmを完走。ゴールは100マイル(160km)の折り返し地点

そして、完走証をもらったときの「これだ」感!

What an amazing day!
ロードのすぐ隣に広がる海。ここはHawaii、を噛み締める

と振り返ってのHCR 2023。

アクシデントを乗り越えながらも、さまざまな方に助けられ、時間内に目標の80km*を完走したわけですが。調子に乗った私は完走後に「これをやっておけばもっと安心して走れたかも」が去来したのです。

ということで、今回はご家族やご友人にHCR 2024へ連れて行かれそうなライド&海外イベント初心者の方に、ちょっとした、でも意外と重要かも、という事前項目をお伝えしたいと思います。

2、これだけ気にしておく3つ

昨年はイベント前に経験者からさまざまなアドバイスを頂戴したのですが、当たり前のように皆さんそれぞれでした。「80kmなんて余裕」という人もいれば「その歳になって未経験者が信じられない」とディスられたり、心が揺さぶられる日々…笑

そんなことがないように、以下のアドバイス(っていうか)をぜひ気に留めていただければきっと当日までウキウキのはず!

⚫︎これはファン=FUN!ライドです

参加するだけでいいんです。だって楽しむためのライドですから。途中でリタイアする方も、もちろんいらっしゃいます。完走後の充実感は圧倒的ですが、Honoluluの風を受け、走っているだけで日本とは別世界。最初から心配せず、楽しむことだけに集中して!
それに、走行中はひとりじゃないですよ。

⚫︎とはいえ、想定距離を一度は走ってみる

アート作品を鑑賞しながら走るという、一見楽しそうながら、参加者から聞くと日本一過酷かもしれない「TOUR DE TSUMARI」発起人の伊藤さんから頂いたアドバイス。目標走行距離を決めたなら、時間はかかっても良いので一度は日本で走り切ってみると良いでしょう。
私はこれができずに参加したので当日まで心の底から不安でした。当然ですよね。

⚫︎走行時の持ち物シミュレーション

これ、意外と大事!ライドすら未経験でイベントの勝手がわからない人は、余計なものまで持っていくんです(私だけ?)。
ボディバッグに何を詰め込んでいたかといえば。

・iPhoneとポータブルwi-fi&充電器(はぐれたとき用に絶対、というアドバイス)
・ミニ財布
・パスポートのコピー
・日焼け止め
・紙のMAP(迷子想定)
・ボールペン
・予備のサングラス
・羊羹、ミニお煎餅、チューブゼリー、うずらの卵
・ウォーターボトル(バイク装着用の水ボトル以外に違う味を飲む用)
・ウエットティッシュ
・ティッシュ、ハンカチ
・ハンドクリーム
・絆創膏二種
・生理用ナプキン(災害時にも役立つ)
・替えのレギンス(何年も使用しているレギンスだと破れる可能性があると聞いて)
・替えのソックス(なんとなく)
・レインポンチョ(ずっと雨だと辛いから)
・ウィンドブレーカー(遭難して寒いと凍えるから)
・サンバイザー(ヘルメットの下に被ると汗が避けられると聞いて)
・バンダナ(首が焼けると後半に辛いらしい)

汗をかくので塩気のあるものをというアドバイスに従い、バッグに詰め込む。飲み会か

結局、必要としたのは前半5個くらいまでで、あとは日の目を見ずに終わりました。

十分過ぎるほど十二分な荷物の量がこちら。

←経験者 未経験者→

どっさりしながらよく走ったなと思いますが、今年は心とものの準備を想像して、身軽に行けということですね。

3、それから

アメリカなのでESTAの申請が必要とか、日頃の筋トレなど細かなことはいろいろありますが、意外と大切なのはメンターを見つけることでしょうか。自分をポジティブにさせてくれる誰か。それさえ整えばあとは当日、スタートゲートに立つだけ。

はー、ライドって人生ですね。

Hawaiiで気持ちの良い風を受けながら走る、なんて最高なんでしょう。
今年はHonoluluでお会いしましょう!

*HCRのコース_40km、80km、120km、160kmの4種から選べ、当日でも変更が可能。他にキッズも走れるコースも用意されている。


Text_ Mayumi Kamura

🚴‍♂️編集MのHCR初参加でどうする?シリーズ🚴‍♂️

#01 Road to Nowhere
#02 Under Pressure
#03 One Fine Day
#04 No women , No cry
#05 Here Comes the Sun
#06 Kaimana Hila
#07 ANOTHER WORLD
#08 番外編/予想通りのアクシデント勃発

Profile

Mayumi Kamura
Global Ride編集者。得意分野はデザイン、アート、ファッションなどの視覚表現系。コロナ禍をきっかけに心身の健康に意識が向き、テニスをスタートしコンテンポラリーダンスのレッスンを再開した。Honolulu Century Ride 2023に参加後、ライド時のマインドフルネス感にすっかりハマり、自転車ファンとなる。

FEATURE EVENT
こんな特典も!
パック&ツアーで行く!
ホノルルセンチュリーライド2025

全国的に梅雨入りし、湿気が増す季節となりました。ライド中は曇り空にも関わらず汗たっぷり。ああ、こんなときに必ず思い出すのはホノルルのカラッとした空気と心地よい風… 今年のホノルル行きのご手配はお済みでしょうか? ホノルルマラソンと並ぶハワイの代表的なスポーツイベント「ホノルルセンチュリーライド2025」へ参加するなら、パッケージ旅行の選択肢があります。飛行機や宿泊先をご自分で手配されるのが面倒な方や、海外旅行に慣れない方、誰かと一緒に走りたい方はご検討されてみてはいかがでしょうか。今回はホノルルセンチュリーライドのために企画された、3つのライド旅行プランの特徴をご紹介します。*いずれのパック及びツアーも、イベントエントリーはご自身で行っていただきます 目次1、ジャルパック2、東武トップツアーズ3、フェロートラベル 1、ジャルパック 自転車輪行者には安心、お馴染みの「ジャルパックツアー」。日程やホテル予約は提案メニューの中からご自身で自由に組み合わせていただき、特典が付帯するフリーツアーと捉えた方がわかりやすいかもしれません。イベント参加のみのショートステイやハワイ滞在をもっと楽しみたい超ロングステイをご希望の方にはスケジュールの融通が利き嬉しいメニューです。 期間ご自身で設定可能*往路:2025年9月23日(火)~9月27日(土) 復路(現地発):2025年9月29日(月)~10月13日(月)*輪行特典も期間が決まっておりますのでご注意ください 航空会社日本航空(JAL) 特典(一部抜粋)・大会エントリー割引 (2025年6月1日〜9月1日) 一般 24,000円→22,000 […]

#Tour #JALPAK
FEATURE EVENT
速報 ホノルルセンチュリーライド2025
ペダルを踏めば、あなたの知らなかったハワイに包まれる!

9月28日午前5時45分。ここはホノルルのワイキキビーチ沿いにあるカピオラニ公園。開幕まで30分を切ったスタートゾーンでは、「一年ぶり!元気でした?」「今年も無理せずがんばろうね!」など、まるで旧友との再会を喜ぶような挨拶、「彼、今年やっと初参加なのよ」といった新しい出会いが誕生する会話で溢れていました。 まだ暗く、お互いの顔も会場に取り付けられたライトで見えているくらいの時刻。しかし、スタートゾーンの雰囲気は極めて明るい。これからそれぞれが「ホノルルをライド」という年に一度のご褒美を享受しに出かけることを、称え合うような、祝い合うような、そんな明るさです。 とくに、今年は天気にも恵まれました。日中の気温は約34度、湿度は52%。例年より少し暑く湿気が多いものの、イベント中はまったく雨が降りませんでした。雨であっても、ハワイを感じる喜びに変えられるホノルルセンチュリーライドですが、今年、晴れであったことには大きな意味がありました。 それは、新設されたハナウマ湾ルート。過去に一度だけ州警察から許可が降りたことがあったのですが、曲がりくねった下り坂のうえ、道幅が狭く、交通量が多いということもあり、その翌年から解放されることはありませんでした。 ところが、今年はイベントを主催するハワイバイシクリングリーグの懸命な働きかけがあって、車両を通行止めにしたうえで開放されました。そのルートの美しさといったら……。 とにかく、2025年のホノルル・センチュリーライドも、スタート前とスタート直後から「来てよかったー!」と叫びたくなるような(実際に言葉にならない感嘆の声をあげている人が続出)、最高 […]

#Brompton
FEATURE TRIP&TRAVEL EVENT
ホノルルセンチュリーライド2025
5組のライダーが描くトリップノート
#02 5泊7日/小学生の娘2人とペダルを踏む!ホノルル80kmの旅

シリーズでお届けするホノルルセンチュリーライド2025参加ライダーさんによるホノルルライドトリップノート。第二回目はホノルルセンチュリーライド(以下、HCR)に何度も参加され、家族旅行でも訪れるほどハワイ大好きなサイクリスト、絹代さん。東武トップツアーズのツアーサポートスタッフとしても帯同され、豊富なライド知識と親しみやすいコミュニケーションで多くのライダーたちに慕われています。毎年ロードバイクで駆け抜けるコースを、今年は「娘と走りたい!」と思い立ち、7歳の娘さんをE-bikeの後ろに乗せるライドを計画しました。ママの誘いで自力でペダルを漕ぐことを決めた12歳の娘さん、ロードバイクで往復のフルコースを走るパパと、フルサポート付きのツアーを利用し、家族4人でハワイに向かう! お子さんを応援し、応援されながら走った家族のHCRライドトリップノートをここに。 5泊7日 小学生の娘2人とペダルを踏む!ホノルル80kmの旅Note by_Kinuyo 日 行程 1日目 移動 夜:日本発 観光 午前:ホノルル着 アサイーボウルでランチ/ワイキキビーチを堪能 2日目 ツアー参加 買い出し/BBQ/花火鑑賞 3日目 ツアー参加 自転車講習/出雲大社参拝、ランチやショッピングのショートライド 4日目 本番 ホノルルセンチュリーライド2025参加 5日目 ツアー参加 タンタラスの丘、ノースショアへサイクリング 6日目 移動 ホノルル発 7日目 移動 夜:日本着 美しい景観が続くオアフ島の東海岸を走るホノルルセンチュリーライド。何度走っても感動と大きな達成感がある。この体験を子供たちにも共有させてあ […]

#Rider #Hawaii